前場コメント No.7   ユーザベース、エプコ、Uアローズ、カプコン、ビーグリー、ピアズ

2020/08/14(金) 11:46
★10:03  ユーザベース-急騰 上期営業赤字縮小 SPEEDA事業の利益拡大などが寄与
 ユーザベース<3966.T>が急騰。同社は13日、20.12期上期(1-6月)の連結営業損益は5.5億円の赤字(前年同期は9.3億円の赤字)だったと発表した。広告事業の成長率鈍化により売上高の進ちょくは遅れているものの、SPEEDA事業の利益拡大や、Quartz事業の赤字幅縮小が寄与した。

★10:05  エプコ-急落 通期営業益を下方修正 上期は17%減
 エプコ<2311.T>が急落。同社は13日に、20.12期通期の連結営業利益予想を従来の4.8億円から3.8億円(前期比32.7%減)に引き下げると発表した。新型コロナウイルス感染症拡大の影響による住宅着工戸数の減少に伴い、D-TECH事業の利益が減少する見込みとなったことが響く。

 併せて発表した、20.12期上期(1-6月)の連結営業利益は2.1億円(前年同期比16.6%減)だった。

★10:05  エプコ-急落 株主優待制度を廃止 配当による利益還元を優先
 エプコ<2311.T>が急落。同社は13日に、株主優待制度を廃止すると発表した。

 配当による利益還元を今後も安定的に実施していくことを優先して、株主優待制度を廃止することとした。2019年12月末時点の同社株主名簿に記載または記録された4単元(400株)以上所有の株主のうち、既に付与されたポイントの行使のみを対象とする株主優待制度の実施をもって廃止とする。

★10:11  ユナイテッドアローズ-大幅高 ZOZO創業者の前沢友作氏が大株主に浮上を材料視
 ユナイテッドアローズ<7606.T>が大幅高。同社株について、前沢友作氏が新たに5%超を取得し、大株主となったことが材料視されているもよう。8月13日分公表の大量保有報告書(5%ルール)で判明した。6日に5.98%取得後、7日に7.97%に買い増している。

 また、5.60%を取得したと明らかになったアダストリア<2685.T>も大幅高となっている。

★10:14  カプコン-三菱UFJMSが目標株価引き上げ 巣ごもり消費拡大、デジタル娯楽需要拡大
 カプコン<9697.T>が続伸。三菱UFJモルガンスタンレー証券では、巣ごもり消費拡大、デジタル娯楽需要拡大に注目。レーティングは「Neutral」を継続、目標株価は3000円から4800円に引き上げた。

 21/3期~25/3期の営業利益予想を上方修正。理由は、新型肺炎感染症拡大による影響からAM施設とAM機器の利益予想を減額というマイナス要因があるものの、巣ごもり消費拡大を背景とするデジタル娯楽需要拡大から高採算のデジタルを中心とするコンシューマの利益予想を増額というプラス要因が大きいためとしている。

★10:22  ビーグリー-急落 上期営業益を上方修正も材料出尽くし
 ビーグリー<3981.T>が急落。同社は13日、20.12期上期(1-6月)の連結営業利益予想を従来の3.8億円から5.6億円(前年同期比97%増)に上方修正すると発表した。

 まんが王国のサービス改善やブランディング強化に注力したことにより、会員数の増加およびサイト活性化が促された。効率重視の広告宣伝活動も寄与し、従来予想を上回る見通し。
 
 なお、巣ごもり需要などを受けた電子書籍市場の拡大によって、株価は足元堅調に推移していたこともあり、材料出尽くし感から売りが殺到している。

★10:23  ピアズ-ストップ安売り気配 通期営業益を下方修正 店舗向けコンサルティング減少
 ピアズ<7066.T>がストップ安売り気配。同社は13日、20.9期通期の営業利益予想を4.5億円から3.4億円に引き下げると発表した。

 新型コロナの影響から、店舗向けコンサルティングを中心とした高収益事業が減少したため、前回予想を下回る見通し。

 20.9期3Q累計(10-6月)の連結営業利益が3.1億円だった。なお、同社は20.9期3Q期間から連結決算に移行したため、対前年同四半期増減率については記載していない。なお、20.9期通期の連結業績予想は個別業績予想数値と同様となっている。


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