前場コメント No.2   アジア投資、北川精機、古野電、ブシロード、トヨタ、サイボウズ

2020/08/20(木) 11:32
★9:04  日本アジア投資-急騰 投資先の西東京リサイクルセンターが食品リサイクル事業開始
 日本アジア投資<8518.T>が急騰。同社は19日に、投資先である西東京リサイクルセンター(東京都羽村市)が、産業廃棄物処分業許可を取得し、食品リサイクル事業を開始したと発表した。

 西東京リサイクルセンターは、羽村バイオガス発電所のオペレーターとしてプラントの操業を担っている。同プラントでは、最大日量80トンの食品廃棄物を処理することが可能という。今般、西東京リサイクルセンターが産業廃棄物処分業許可を取得したことで、食品関連事業者から対価を得て廃棄物を受け入れることが可能となったので、本格的に操業を行っていくとしている。

★9:04  北川精機-買い気配 今期営業益4%増見込む 前期は計画上振れで着地
 北川精機<6327.T>が買い気配。同社は19日、21.6期通期の連結営業利益予想を5.0億円(前期比4.0%増)だと発表した。CFRPの積層成形装置のPR活動を行い、受注獲得をめざすとしている。

 20.6期通期の連結営業利益は4.8億円(前の期比16.6%減)だった。上方修正後の数値である4.6億円を上振れて着地した。

 また、21.6期の年間配当予想を5円(前期は0円)にすることも発表している。

★9:05  古野電気-買い気配 今期営業益38%減見込む 市場コンセンサス上回る
 古野電気<6814.T>が買い気配。同社は19日、未定としていた21.2期通期の連結営業利益予想を15.0億円(前期比37.8%減)だと発表した。市場コンセンサスは12.0億円。

 主力の舶用事業においては、各国の感染症対策に伴う経済活動の停滞により一時的に売上高が落ち込んだものの、徐々に回復に向かう見通し。産業用事業においては、長距離移動自粛などの影響により車載器関連の売上高が減少するも、それ以外の商材の売上は堅調に推移する。無線LAN・ハンディターミナル事業においては、感染症により、入札および工事スケジュールの遅れが懸念されるものの、「GIGAスクール構想」に伴う大幅な増収を見込むとしている。

 また、21.2期の年間配当予想を20円(前期は20円)とすることも発表している。なお、株価は今期営業利益予想が市場コンセンサスを上回ったことが好感され、買いが優勢となっている。

★9:05  ブシロード-買い気配 コロプラからソーシャルインフォ株を取得し子会社化
 ブシロード<7803.T>が買い気配。同社は19日、コロプラ<3668.T>からソーシャルインフォ(東京都渋谷区)の株式を取得し、連結子会社化すると発表した。取得価額は6183万3000円。

 オンラインの宣伝機能を拡充することで、ウィズコロナ・アフターコロナを見据え、ますます重要な役割を果たすデジタル領域のより一層の強化を図るとしている。

★9:05  トヨタ自動車-3日ぶり反落 米国での小型車販売から撤退 大型車に集中
 トヨタ自動車<7203.T>が3日ぶり反落。20日付の日本経済新聞朝刊は、同社が米国での小型車販売から撤退すると報じた。

 記事によれば、同国で唯一販売している小型車「ヤリス」について、委託先のマツダ<7261.T>が6月に生産を終了しており販売も在庫がなくなり次第やめる。同社は今後、現地で売れ筋の多目的スポーツ車(SUV)など大型車に経営資源を集中する方針だとしている。

★9:06  サイボウズ-4日続伸 トヨクモ上場に伴い保有20万株を売却予定 特別利益計上見込む
 サイボウズ<4776.T>が4日続伸。同社は19日、トヨクモ(東京都品川区)の東証上場に伴う普通株式の売り出しに際して、売り出し人の1社として参加し、同社が保有するトヨクモ普通株式の一部を売却する予定と発表した。

 売却予定の株式数は20万株、売り出し価格は未定としている。これにより、投資有価証券売却に伴う特別利益を計上する見込み。現時点ではその金額および業績に与える影響を算定できないため、影響額が判明次第、公表するとした。


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