後場コメント No.2  日電波、農総研、大真空、Abalance、日機装、フーバーブレ

2020/08/27(木) 15:20
★13:04  日本電波工業-後場急騰 新型コロナウイルス抗原検査用水晶振動子式センサおよび機器開発へ
 日本電波工業<6779.T>が後場急騰。同社は27日、埼玉医科大学と研究契約を締結し、「QCM法によるSARS-CoV2抗原検出法の有用性の検証」として実証試験を実施すると発表した。

 同社では、水晶振動子をセンサとするQCM法による理化学機器を発展させ、SARS-CoV-2抗原検査用センサおよび機器の開発を進めており、今後は実証実験の結果を活用して製品化を目指し、早急に開発を進めていくとしている。

★13:12  農業総合研究所-後場上げ幅拡大 生鮮品の産直 同社が1500店で=日経
 農業総合研究所<3541.T>が後場上げ幅拡大。日本経済新聞電子版は27日11時、同社など新興企業が生鮮品流通で台頭していると報じた。

 記事によれば、スーパーや個人向けの仲介サービスが広がり、新型コロナウイルスの影響による巣ごもり消費で購入者も拡大した。同社の集荷場は全国に94カ所ある。登録生産者が袋詰めを納めると、ライフコーポレーション<8194.T>など1500超のスーパーなどに置く産直売り場に並べるという。
 
 卸売市場を通さず生鮮品を産地から直接調達・配送する「市場外流通」が勢いを増し、青果取引の5割近くに達する。需給調整や生産者の収入安定にも一役買っているとしている。
 
 なお前場に公開された記事だが、後場に入り改めて注目されたことで上げ幅を拡大している。

★13:17  大真空-三菱UFJMSが目標株価引き上げ 上期営業黒字を堅持し下期回復に備える
 大真空<6962.T>が小幅安。三菱UFJモルガンスタンレー証券では、上期営業黒字を堅持し、下期回復に備えると指摘。レーティングは「Overweight」を継続し、目標株価は2100円から2300円に引き上げた。

 営業利益は21/3期の10億円を維持するものの、22/3期を旧予想比4億円増額の26億円へ、23/3期を同4億円増額の38億円へ、それぞれ変更した。1Q(4-6月)は車載の減速によりQoQ減収となったものの、営業利益1.2億円と黒字を堅持。在庫積み上げに伴う稼働益発生が主要因としながらも、一方で価格是正効果により収益体質は着実に改善中という。2Qは0.2億円の営業赤字を予想。在庫削減に伴う稼働損を増収とコスト低減のプラス効果である程度相殺可能とみている。下期業績回復に期待が高まる局面と考えている。

★13:33  Abalance-3日続伸 抗菌・抗ウィルス製品「blocKIN」をヤマダ電機で販売開始
 Abalance<3856.T>が3日続伸。同社は26日、グループ会社の日本光触媒センターが製造・販売するスプレー型抗菌・抗ウィルス製品「blocKIN」50ミリリットルが、ヤマダ電機<9831.T>の全国の各店舗(一部店舗除く)において、販売開始となったと発表した。

 感染症予防対策に活用ができ、幅広い用途で利用できる利便性の高い製品を開発すると共に、今後も製品の販路拡大に努めるとしている。

★13:34  日機装-続落 空間除菌装置「Aeropure(エアロピュア)」20畳用モデル開発
 日機装<6376.T>が続落。同社は27日、深紫外線LED技術を使った空間除菌装置「Aeropure(エアロピュア)」の20畳用モデルを新たに開発したと発表した。

 感染予防に対する意識の高まりを背景に医療機関をはじめ、飲食店や宿泊施設などから既存の8畳用の引き合いが多いという。このような中、より広い空間に対応した製品を開発してほしいというニーズに対応するため開発に至ったとしている。2021年春の発売予定とした。

 しかし、株価は地合いの悪さに連れ安しており、ポジティブな反応は限定的だ。


★13:39  フーバーブレイン-3日続伸 有価証券売却益2270万円を計上
 フーバーブレイン<3927.T>が3日続伸。同社は26日、有価証券売却益2270万円を計上すると発表した。パワードプロセスコンサルティングが発行する無担保転換社債型新株予約付社債を譲渡する。


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