前場コメント No.8   ロゼッタ、田岡化、三井金、ファンケル、神戸物産、野村不HD

2020/09/08(火) 11:35
★10:28  ロゼッタ-3日ぶり反発 本社機能をVR空間に移転 国境・言語フリー目指す
 ロゼッタ<6182.T>が3日ぶり反発。同社は7日、本社機能をVR(Virtual Reality:仮想現実)空間に移転することに決定したと発表した。10月1日の移転を予定している。

 XR(VR・ARなどの総称)で国境フリー、AIで言語フリーのオフィスづくりを目指すという。どのような場所からも、どの国からも入ることができ、言語の違いも気にせず自由にコミュニケーションできるオフィスとした。

 VRデバイス上のアプリ中の仮想空間に本社が存在することになるが、仮想空間の所在地をどのように表記するかについては現在検討中。登記上は現住所のままで本社機能を移転するとしている。

★10:33  田岡化学工業-いちよしが投資判断引き上げ 供給拡大への取り組みを評価
 田岡化学工業<4113.T>が一時ストップ高。いちよし経済研究所では、供給拡大への取り組みを評価し、レーティングを「B」から「A」に引き上げ、フェアバリュー14000円を継続した。

 スマホの多眼化(カメラモジュール数の増加)、1モジュール当たりのレンズ枚数増加(高画質化のため)などから、高性能な同社の特殊ビスフェノールの売上の好調なトレンドが続くと予想。既に同社自身の特殊ビスフェノールの生産設備がフル稼働となる中、いかに収益性を確保しつつ供給を増やすかが注目されたが、新たな外注先の確保など具体的な施策が進んでいるもようで、特殊ビスフェノールの収益拡大の確度が高まった、といちよしでは指摘している。

★10:42  三井金属-野村が目標株価引き上げ 上期は好業績が期待できる
 三井金属鉱業<5706.T>が続伸。野村証券では、上期は好業績が期待できると指摘。投資評価は「Neutral」を継続、目標株価は2510円から2850円に引き上げた。

 電解銅箔事業の好調や金属価格の上昇等を受け、21.3期業績予想を上方修正。ただし、Huaweiに対する米国政府の制裁強化により、21.3期下期以降の電解銅箔の販売には不透明感が残ると指摘。この点を考慮すると、投資タイミングではないと判断している。電解銅箔や排ガス用触媒等の中期成長については評価できるため、極薄銅箔のマイクロシンや一般銅箔の先行きについての不透明感が払拭されることなどが強気の投資判断のための条件であると解説している。

★10:42  ファンケル-4日ぶり反発 マイルドクレンジングオイル 累計販売実績1億本突破
 ファンケル<4921.T>が4日ぶり反発。同社は8日、代表製品「マイルドクレンジング オイル」の累計販売実績本数が1億本を突破したと発表した。
 
 現在販売しているものは、2017年11月に5回目のリニューアルを行った製品だという。リニューアル以前から、1回の使用で実感できる高いクレンジング力とうるおい保持力が評価され、多くのリピーターを獲得できたことが実績につながった。集計期間は2003年4月発売~2020年9月6日までの累計実績としている。

★10:49  神戸物産-4日ぶり反発 PBに注力 生産能力増強=日経
 神戸物産<3038.T>が4日ぶり反発。8日付の日本経済新聞朝刊は、同社がプライベートブランド(PB)商品を製造する国内自社グループの22工場ほぼ全てで、ライン増強や移転・新築を進めると報じた。

 記事によれば、人気商品の登場や新型コロナウイルスの感染拡大で客足が伸び、買いだめ需要も旺盛のもよう。スイーツをはじめ採算性の高いPB品の販売を伸ばし、収益力を高める方針で、店舗に併設する総菜店を5年間で5倍に増やす目標を掲げるとしている。

★11:01  野村不動産-4日続伸 「垂水中央東地区第一種市街地再開発事業」で再開発組合設立
 野村不動産ホールディングス<3231.T>が4日続伸。同社は7日、兵庫県神戸市において地権者などと推進している「垂水中央東地区第一種市街地再開発事業」について、神戸市から認可を受け8月30日開催の総会を経て再開発組合を設立したと発表した。

 同社は2018年1月に事業協力者として参画し、事業協力を行ってきたという。市街地再開発組合の設立により、今後は参加組合員として住宅・商業保留床を取得するとともに、組合の事業推進への協力・支援を行うとしている。


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