後場コメント No.2  インタトレード、ソフトバンク、Sansan、バローHD、マクドナルド、アミューズ

2020/09/09(水) 15:02
★12:51  インタートレード-後場一段高 SBI香港撤退検討 国際金融センター推進との報道を材料視か
 インタートレード<3747.T>が後場一段高。時事通信は9日12時24分、SBIホールディングス<8473.T>が香港から撤退する方向で検討していることが同日、分かったと報じた。

 記事によれば、中国による統制強化で香港の国際金融都市としての地位が低下すると判断したという。早ければ今年度内にも実施する見通し。北尾吉孝社長は大阪や神戸に国際金融センターを誘致する構想を掲げており、これを推進するとしている。

 同社は証券ディーリングやFX取引システムの開発・保守を手がけており、国際金融センター推進が業績に追い風との見方から買いが集まっている。

 SBIの香港撤退については、同日寄り前から9日付の日刊工業新聞でも報じられており、前場時点から大幅高となっていたが、時事通信でも報じられたことで周知され、後場一段高となっている。

★12:54  ソフトバンク-4日続落 売り出しの需要申告は1.3兆円と予定額到達=BBG
 ソフトバンク<9434.T>が4日続落。ブルームバーグは9日12時30分、同社の株式売り出しでは、証券会社が事前に国内・海外投資家の購入意欲を把握する「需要申告」が予定額の1兆3000億円規模に達したと報じた。複数の関係者への取材で明らかになったとしている。

★12:57  Sansan-続伸 八芳園が請求書オンライン受領サービス「Bill One」導入
 Sansan<4443.T>が続伸。同社は9日、結婚式場・イベントプロデュースの八芳園(東京都港区)が請求書のオンライン受領サービス「Bill One」を導入したと発表した。

 「Bill One」はAI・OCR(光学的文字認識)・入力オペレーターを掛け合わせたデータ化技術を用いることにより、請求書情報を99.9%の精度でデータ化することができるという。

 八芳園は電子経理システムを導入していたものの、毎月届く400枚ほどの紙の請求書処理が発生し、現場社員、総務担当、経理担当それぞれに大きな手間が発生していたことから、「Bill One」の導入に至ったとしている。

★13:09  バローHD-後場上げ幅拡大 8月スーパーマーケット既存店売上高11%増 全店は9%増
 バローホールディングス<9956.T>が後場上げ幅拡大。同社は9日13時、8月のスーパーマーケット事業の既存店売上高が前年同月比10.5%増だったと発表した。全店売上高は同9.1%増だった。7月はそれぞれ同6.8%増、同6.1%増だった。

 ドラッグストア事業の既存店売上高は同6.7%増で、7月の同2.5%増を上回った。

★13:15  マクドナルド-3日続伸 公式ウェブサイトでモバイルオーダー利用可能に
 日本マクドナルドホールディングス<2702.T>が3日続伸。同社は9日、公式ウェブサイトから「モバイルオーダー」の利用が可能になったと発表した。

 従来は同社公式アプリのみ利用可能だったが、「未来型店舗体験」の一環として対応チャネルを拡大した。これにより、スマートフォンから同社公式ウェブサイトにアクセスすることで、アプリのダウンロードや会員登録が不要なウェブ版モバイルオーダーが利用できるとしている。

★13:26  アミューズなど-大幅高 政府 イベント緩和の前倒しを検討との報道を材料視か
 アミューズ<4301.T>、エイベックス<7860.T>が大幅高。複数メディアにおいて、政府が8日、新型コロナウイルス感染症対策で9月末までとしているイベントの開催制限を緩和する検討に入ったと報じられたことが材料。

 8日に配信された朝日新聞デジタルの記事によれば、11日にも開く政府の分科会で専門家らの理解を得られれば、4連休初日の19日ごろから、前倒しで緩和する考えだとしている。

 報道を受け、イベント開催制限の緩和で恩恵を受ける企業に買いが入っているようだ。アミューズは高いところで約5%高、エイベックスは同6%高まで上昇する場面があった。


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