オンコセラピー-反発 卵巣がんに対するMELK阻害剤OTS167の抗腫瘍効果に関する論文公表
オンコセラピー・サイエンス<4564.T>が反発。同社は10日8時30分に、MELK阻害剤OTS167の卵巣がんに対する抗腫瘍効果に関し、埼玉医科大学国際医療センターの研究グループによる論文が公表されたと発表した。
この論文では、MELKの卵巣がん診断マーカーとしての可能性、MELK阻害剤OTS167の卵巣がんに対する抗腫瘍効果について報告された。
卵巣がん細胞でのMELK遺伝子発現レベルは正常卵巣と比較し有意に高くなっており、ステージの進行、腹水、遺残腫瘍サイズと共に高いレベルであることが確認された。また、MELK高発現の卵巣がん患者では、無増悪生存率の低下が認められた。一方、OTS167は、卵巣がん患者由来の卵巣がん細胞に対し、腫瘍発現部位、がんの組織の状態による分類およびステージに関わらず腫瘍増殖抑制効果を示したとしている。
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