前場コメント No.3   ダントーHD、レオパレス21、トビラシステム、アセンテック、ベステラ、ハウテレビ

2020/09/10(木) 11:44
★9:10  ダントーHD-急騰 子会社と大建エンタープライズが業務提携契約締結
 ダントーホールディングス<5337.T>が急騰。同社は10日8時30分に、子会社のSRE Mortgage Allianceと同社主要株主である大建エンタープライズが業務提携契約を締結したと発表した。

 今回、米国政府支援企業が、SRE Mortgage Allianceが行う住宅ローンを買い取るまでの短期資金調達に関する業務や、全米各地のMortgage Brokers(Loan Originators)のためのITによるDigital Loan ProcessingPlatformの開発に関する業務に関し相互協力することに合意したとしている。

★9:11  レオパレス21-続落 21.3期1Q決算発表を再延期
 レオパレス21<8848.T>が続落。同社は9日、11日に予定していた21.3期1Q(4-6月)の決算発表を再延期すると発表した。

 同社が実施した希望退職募集により、決算業務に従事する従業員が想定以上に退職したことによって、決算プロセスにさらなる時間を要する見込み。

 再延期後の決算発表日については、9月末日までの発表を予定しており、確定次第速やかに知らせるとしている。

★9:12  トビラシステムズ-急落 3Q累計営業益18%増も材料出尽くし
 トビラシステムズ<4441.T>が急落。同社が9日、20.10期3Q累計(11-7月)の営業利益が3.8億円(前年同期比18.1%増)だったと発表した。通期の会社計画4.7億円に対する進ちょくは80.3%。迷惑情報フィルタ事業が堅調に推移したことが寄与した。なお、株価は好業績を織り込んで上昇しており、材料出尽くしから売りが優勢となっている。

★9:14  アセンテック-3日ぶり反落 上期営業益30%増も織り込み済み
 アセンテック<3565.T>が3日ぶり反落。同社は9日、21.1期上期(2-7月)の営業利益が3.3億円(前年同期比30.2%増)だったと発表した。事前に発表した上方修正通りの水準で着地した。

 仮想デスクトップ事業領域においてCitrix社の仮想デスクトップソフトウェアなどの製品や自社製品である「Resalio Lynx」が急速に伸びたことに加え、自社製品である「リモートPCアレイ」が堅調に推移したことが寄与した。株価は上方修正発表後に上昇しており、きょうは売りが優勢となっている。

★9:14  ベステラ-急騰 今期最終益2.2倍見込む 上期は94%減
 ベステラ<1433.T>が急騰。同社は9日、未定としていた21.1期通期の連結純利益予想を1.3億円(前期比2.2倍)だと発表した。着工までの期間に遅れはあるものの、受注残高や工事案件の引き合いの状況は順調に回復している。

 21.1期上期(2-7月)の連結純利益は600万円の黒字(前年同期比93.8%減)だった。

★9:15  ハウテレビジョン-続落 上期営業赤字4200万円 人件費や外注費が増加
 ハウテレビジョン<7064.T>が続落。同社は9日、21.1期上期(2-7月)の営業損益が4200万円の赤字(前年同期は8200万円の黒字)だったと発表した。

 売上高については、外資就活、Liigaともに対前年で増加し、全体では4.4億円(同2.0%減)となった。一方、本社移転と、人件費増、外注費増から営業赤字に転落している。


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