前場コメント No.5   ギグワークス、ラクスル、VEGA、鎌倉新書、清水建、東建コーポ

2020/09/11(金) 11:30
★9:18  ギグワークス-売り気配 3Q累計営業益19%減 通期進ちょくは55%
 ギグワークス<2375.T>が売り気配。20.10期3Q累計(11-7月)の連結営業利益は4.9億円(前年同期比19.3%減)だったと発表した。通期の会社計画9.0億円に対する進ちょくは54.6%。

 新型コロナウイルス感染症による既存案件の一部落ち込みのほか、五輪・パラリンピック関連で予定していた案件が延期されたことが響いた。

★9:18  ラクスル-急騰 前期営業赤字転落も計画上振れ着地
 ラクスル<4384.T>が急騰。同社は10日に、21.7期通期の営業損益予想は1.5億円の赤字~0.5億円の黒字(レンジ形式)と発表した。成長を重視し一定の再投資を継続するとしている。
 
 併せて発表した、20.7期通期の営業損益は2.4億円の赤字(前の期は1.4億円の黒字)だった。通期の会社計画は4.2億円の赤字~3.4億円の赤字だったので、着地は上振れた。収益性の改善およびコストコントロールの強化を進めた結果、前回発表予想時の想定と比較して売上総利益率の改善および営業費用が縮小したことが寄与した。

★9:19  ベガコーポレーション-急落 7月LOWYA事業売上高50%増 8月53%増から伸び鈍化
 ベガコーポレーション<3542.T>が急落。同社は10日、8月の月次業績を発表した。LOWYA事業の売上高は12.7億円(前年同期比49.7%増)となった。7月は同17.3億円(同52.9%増)だった。株価は月次の伸び鈍化を嫌気した売りが優勢となっている。

★9:25  鎌倉新書-6日ぶり反発 通期営業益を下方修も悪材料出尽くし
 鎌倉新書<6184.T>が6日ぶり反発。同社は10日、21.1期通期の連結営業利益予想を従来の5.1億円から2.7億円(前期比66.9%減)に引き下げると発表した。

 新型コロナウイルス感染症の影響により、お墓の買い控えが起こり、お墓成約数が減少。また葬儀の施工単価の下落により、低価格層の葬儀成約数が減少していることから、前回予想を下回る見通し。

 21.1期上期(2-7月)の連結営業損益は8100万円の赤字(前年同期は3.2億円の黒字)だった。なお、株価は業績悪化を織り込んで下落していたことから、悪材料出尽くしによる買いが優勢となっている。

★9:25  清水建設-SMBC日興が投資評価引き上げ 減益・減配計画で悪材料一巡
 清水建設<1803.T>が小幅高。SMBC日興証券では、減益・減配計画で悪材料一巡と指摘。投資評価は「2(中立)」→「1(アウトパフォーム)」に引き上げ、目標株価は1150円から1050円に引き下げた。

 営業利益予想について、従来予想に対し21/3期は180億円、22/3期は60億円、23/3期から25/3期は20億円ずつ減額修正した。主な変更点は、(1)21/3期は感染症下で短工期工事等の受注や施工が減少するとみて単体業績予想を減額したこと、(2)シンガポールやインドネシア等の海外子会社でも、同様に施工遅れ等が22/3期にかけて生じるとみて予想を減額したこと、(3)22/3期以降の国内受注環境についても慎重に見直したことなどを挙げた。

★9:26  東建コーポ-急騰 1Q経常益71%増 完成工事総利益率が改善
 東建コーポレーション<1766.T>が急騰。同社は10日、21.4期1Q(5-7月)の連結経常利益は39.3億円(前年同期比71.4%増)だったと発表した。

 主力の建設事業において、原価管理徹底の取り組みなどにより完成工事総利益率が改善した。賃貸建物の高い入居率維持により、不動産賃貸事業が堅調だったことも寄与した。


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