前場コメント No.6 富士フイルム、ヤオコー、アズ企画、スパンクリト、イムラ封筒、省電舎ＨＤ
★9:26 富士フイルムＨＤ－三菱ＵＦＪＭＳが目標株価引き下げ 22/3期からの新中計スタートへ視線はシフト
富士フイルムホールディングス<4901.T>が小幅安。三菱ＵＦＪモルガンスタンレー証券では、22/3期からの新中計スタートへ視線はシフトと指摘。レーティングは「Neutral」を継続、目標株価は5100円から5020円に引き下げた。
21/3期は22/3期を初年度とする次期中期経営計画に向けた準備の年度であり、買収関連費用やブランド変更費用などのコストが先行する計画という。22/3期からはドキュメント新会社がスタートすることや、買収した日立の画像診断関連事業の連結への寄与が本格化するなどモメンタムは良くなるとみている。ドキュメントも21/3期1Qを底に回復傾向となるとみている。中長期的にはリモートワーク普及によるペーパーレス加速は構造的な変化としてネガティブとの見方は従来通りとしながらも、在宅勤務関連のサービス需要の取り込みで今後数年のモメンタムは良いと解説している。
富士フイルムホールディングス<4901.T>が小幅安。三菱ＵＦＪモルガンスタンレー証券では、22/3期からの新中計スタートへ視線はシフトと指摘。レーティングは「Neutral」を継続、目標株価は5100円から5020円に引き下げた。
21/3期は22/3期を初年度とする次期中期経営計画に向けた準備の年度であり、買収関連費用やブランド変更費用などのコストが先行する計画という。22/3期からはドキュメント新会社がスタートすることや、買収した日立の画像診断関連事業の連結への寄与が本格化するなどモメンタムは良くなるとみている。ドキュメントも21/3期1Qを底に回復傾向となるとみている。中長期的にはリモートワーク普及によるペーパーレス加速は構造的な変化としてネガティブとの見方は従来通りとしながらも、在宅勤務関連のサービス需要の取り込みで今後数年のモメンタムは良いと解説している。
★9:27 ヤオコー－東海東京が目標株価を引き上げ 21/3期2Q以降も巣ごもり需要の恩恵を受ける
ヤオコー<8279.T>が反発。東海東京調査センターでは、21/3期2Q以降も巣ごもり需要の恩恵を受けると指摘。レーティングは「Neutral」を継続、目標株価は7400円から8000円に引き上げた。
東海東京では21/3期は、営業収益4975億円（前年比8.0%増）、営業利益246億円（同23.8%増）を予想。新型肺炎の影響は2Q以降も継続し、下期にかけて徐々に景気は回復すると想定。増収を予想する要因は、8月も既存店売上高前年比は114.0%と高い伸長率を継続しており、2Q以降も巣ごもり需要増加の恩恵を受けると想定すること、等であるという。4Q（1-3月）は、20年2,3月の既存店売上高前年比が新型肺炎の感染拡大から大きく伸長したため、その反動を想定している。
ヤオコー<8279.T>が反発。東海東京調査センターでは、21/3期2Q以降も巣ごもり需要の恩恵を受けると指摘。レーティングは「Neutral」を継続、目標株価は7400円から8000円に引き上げた。
東海東京では21/3期は、営業収益4975億円（前年比8.0%増）、営業利益246億円（同23.8%増）を予想。新型肺炎の影響は2Q以降も継続し、下期にかけて徐々に景気は回復すると想定。増収を予想する要因は、8月も既存店売上高前年比は114.0%と高い伸長率を継続しており、2Q以降も巣ごもり需要増加の恩恵を受けると想定すること、等であるという。4Q（1-3月）は、20年2,3月の既存店売上高前年比が新型肺炎の感染拡大から大きく伸長したため、その反動を想定している。
★9:28 アズ企画設計－買い気配 ケラー・ウィリアムズ・ジャパンと業務提携
アズ企画設計<3490.T>が買い気配。同社は10日に、エージェント･グロース（東京都港区、事業上の通称：ケラー・ウィリアムズ・ジャパン）とサブライセンス契約締結による業務提携に合意したと発表した。
この提携の内容は、マーケットセンター（以下、MC）「ケラー・ウィリアムズ・アズ」の開設、同社へのMC運営におけるケラー･ウィリアムズのシステムおよび標章使用の権利付与、認定地域（千代田区の一部、文京区）での専属MC開発および運営促進、業務委託契約による不動産エージェント確保としている。
アズ企画設計<3490.T>が買い気配。同社は10日に、エージェント･グロース（東京都港区、事業上の通称：ケラー・ウィリアムズ・ジャパン）とサブライセンス契約締結による業務提携に合意したと発表した。
この提携の内容は、マーケットセンター（以下、MC）「ケラー・ウィリアムズ・アズ」の開設、同社へのMC運営におけるケラー･ウィリアムズのシステムおよび標章使用の権利付与、認定地域（千代田区の一部、文京区）での専属MC開発および運営促進、業務委託契約による不動産エージェント確保としている。
★9:29 スパンクリート－急騰 不動産譲渡益10億円を計上へ
スパンクリートコーポレーション<5277.T>が急騰。同社は10日、保有不動産を売却し、譲渡益9.9億円を計上すると発表した。譲渡先は非開示。21.3期3Q（10-12月）において、特別利益として計上する予定としている。
スパンクリートコーポレーション<5277.T>が急騰。同社は10日、保有不動産を売却し、譲渡益9.9億円を計上すると発表した。譲渡先は非開示。21.3期3Q（10-12月）において、特別利益として計上する予定としている。
★9:30 イムラ封筒－急落 上期営業益31％増も材料出尽くし
イムラ封筒<3955.T>が急落。同社は10日、21.1期上期（2-7月）の連結営業利益が9.4億円（前年同期比30.5％増）だったと発表した。通期の会社計画9.0億円を超過した。
生産体制の合理化と再構築（人員配置の見直し、機械設備の最適配置など）による原価低減や不採算工場の閉鎖などによる固定費の削減といった各種施策が奏功した。同売上高は官需の取り込みがあったものの、コロナによる需要減が響き、前年同期から6.5％減少した。
なお、同社業績は上期偏重の傾向があり、通期予想について会社側は据え置いている。株価は好業績を織り込んで上昇していたことから、材料出尽くしによる売りが優勢となっている。
イムラ封筒<3955.T>が急落。同社は10日、21.1期上期（2-7月）の連結営業利益が9.4億円（前年同期比30.5％増）だったと発表した。通期の会社計画9.0億円を超過した。
生産体制の合理化と再構築（人員配置の見直し、機械設備の最適配置など）による原価低減や不採算工場の閉鎖などによる固定費の削減といった各種施策が奏功した。同売上高は官需の取り込みがあったものの、コロナによる需要減が響き、前年同期から6.5％減少した。
なお、同社業績は上期偏重の傾向があり、通期予想について会社側は据え置いている。株価は好業績を織り込んで上昇していたことから、材料出尽くしによる売りが優勢となっている。
★9:31 省電舎ＨＤ－急落 第三者割当増資などで6億円調達 借入金の返済などに充てる
省電舎ホールディングス<1711.T>が急落。同社は10日、東京グループ（千葉県松戸市）の代表取締役である吉野勝秀氏を割当先とする第三者割当により、新株式の発行ならびに第7回新株予約権（行使価額修正条項付）を発行すると発表した。
新株の払込期日は9月28日。発行株数は101万5300株。新株予約権の割当日は9月28日。発行数は1万0153個（潜在株式数101万5300株）。合計で差引手取概算額で6億3462万2473円を調達し、借入金の返済などに充てる。新株および新株予約権の発行による希薄化割合は合算すると48.32％。株価は希薄化を懸念した売りが優勢となっている。
省電舎ホールディングス<1711.T>が急落。同社は10日、東京グループ（千葉県松戸市）の代表取締役である吉野勝秀氏を割当先とする第三者割当により、新株式の発行ならびに第7回新株予約権（行使価額修正条項付）を発行すると発表した。
新株の払込期日は9月28日。発行株数は101万5300株。新株予約権の割当日は9月28日。発行数は1万0153個（潜在株式数101万5300株）。合計で差引手取概算額で6億3462万2473円を調達し、借入金の返済などに充てる。新株および新株予約権の発行による希薄化割合は合算すると48.32％。株価は希薄化を懸念した売りが優勢となっている。
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