前場コメント No.4   ウエスコHD、オムロン、フリービット、エムジーホーム、グローブライ、UMCエレ

2020/09/14(月) 11:30
★9:20  ウエスコHD-急落 今期営業益8%減見込む 前期は7%増
 ウエスコホールディングス<6091.T>が急落。同社は11日、21.7期通期の連結営業利益予想は7.3億円(前期比8.2%減)、年間配当予想14円(前期は15円)と発表した。

スポーツ施設運営事業、水族館運営事業のセグメントにおいては、新型コロナウイルス感染症の状況により先行きが不透明な状況であることから前期実績を下回る見通し。

 20.7期通期の連結営業利益は8.0億円(前の期比6.8%増)だった。総合建設コンサルタント事業において、工程管理や最適な人員配置を徹底し作業効率が改善したことで、売上原価率が低減したことなどが寄与した。

★9:24  オムロン-三菱UFJMSが目標株価引き上げ 株価は新型コロナをきっかけに構造的な好材料を織り込む
オムロン<6645.T>が反落。三菱UFJモルガンスタンレー証券では、株価は新型コロナをきっかけに構造的な好材料を織り込むと指摘。レーティングは「Neutral」を継続、目標株価は5300円から5800円に引き上げた。

 主力IABの21/3期1Q営業利益は新型コロナの影響を受けたものの、コスト削減などもあり前年同期比増益を確保。2Q以降の事業環境は主要地域で外出規制、自粛の緩和により改善傾向となるなど低迷期を脱すると予想している。21/3期通期は減益となる見通しとしながらも、既に株価は織り込み済みで市場の視線は22/3期へシフトしているととらえている。

★9:26  フリービット-急騰 1Q営業益85%増 テレワーク需要増が寄与
 フリービット<3843.T>が急騰。同社は11日、21.4期1Q(5-7月)の連結営業利益が6.2億円(前年同期比85.3%増)だったと発表した。テレワーク需要が高まったことで、インフラテック事業のセグメント利益が大幅に増加したことが寄与した。

★9:27  エムジーホーム-買い気配 通期最終益を上方修正 負ののれん計上が寄与
 エムジーホーム<8891.T>が買い気配。同社は11日、21.3期通期の連結純利益予想を従来の4.6億円から15.9億円(前期比2.4倍)に引き上げると発表した。2020年7月27日付でTAKIHOUSEの株式を取得し連結子会社とした結果、21.3期において、約11億7000万円の特別利益(負ののれん)を計上する見込みとなったことが寄与する。

★9:28  グローブライド-東海東京が目標株価引き上げ 国内外でフィッシング用品が回復基調へ
 グローブライド<7990.T>が反落。東海東京調査センターでは、国内外でフィッシング用品が回復基調と指摘。レーティングは「Neutral」を継続、目標株価は2000円から3300円に引き上げた。

 21/3期業績について、会社計画は売上高890億円(前年比0.8%増)、営業利益35億円(同 3.1%減)。一方、東海東京予想は売上高915億円、営業利益36.5億円と予想。前回予想を上方修正した。修正の理由は、国内外でフィッシング用品の伸びが見込まれるためとしている。釣りは3密回避しやすいレジャーとして人気化しており、日本地域のフィッシング用品売上は、4月は大きく落込んだものの、5月はほぼ前年並み、6月、7月は前年比プラスになった模様。海外は欧州地域、米州地域とも4月、5月ロックダウン影響により大きく落込んだが、6月以降戻ってきているという。

★9:33  UMCエレクトロニクス-急騰 1Q最終赤字縮小 退職給付費用の影響なくなる
 ユー・エム・シー・エレクトロニクス<6615.T>が急騰。同社は11日、21.3期1Q(4-6月)の連結純損益は7.1億円の赤字(前年同期は13.8億円の赤字)だったと発表した。

 新型コロナウイルス感染症に伴い一部拠点の稼働停止や受注減少を受けているものの、前年同期に計上した退職給付費用の影響がなくなったことから赤字幅が縮小した。


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