後場コメント No.3  フューチャーVC、住友商、富士ソフSB、ソフトバンクG、シャープ、アイフリーク

2020/09/14(月) 15:00
★13:32  フューチャーベンチャーキャピタル-続伸 AIヘッドハンティングのLAPRASに出資
 フューチャーベンチャーキャピタル<8462.T>が続伸。同社は14日11時、同社が運営するウィルグループHRTech2号より、AIヘッドハンティングサービスのLAPRAS(東京都渋谷区)に出資したと発表した。

 LAPRASは、オープンデータのクロール技術と機械学習技術を活用し、個人向けのスキル可視化サービス「LAPRAS」、企業向けのヘッドハンティングサービス「LAPRAS SCOUT」、およびフリーランス・副業エンジニア採用サービスの「LAPRAS Freelance」を運営している。

★13:39  住友商事-底堅い AIデータ解析のaiforce solutionsに追加出資
 住友商事<8053.T>が底堅い。同社は14日、2019年に資本業務提携したaiforce solutionsに追加出資し、パートナー関係を強化すると発表した。

 aiforceは、国内外に不足するデータサイエンティストの大半の業務を自動化・代替することを目指しており、AIの専門家でなくても、市況・需給予測やシステムの障害検知など人の判断業務の代替が可能なAIデータ解析ツール「AMATERAS RAY(アマテラス・レイ)」を提供しているという。

 AI市場の拡大が期待されている中、aiforceとともに誰もが使用可能なAI導入を推進することで、さまざまな企業・個人のAI活用ニーズに応えるとしている。


★13:42  富士ソフトサービスビューロ-一時ストップ高 国税庁からヘルプデスク業務を受託
 富士ソフトサービスビューロ<6188.T>が一時ストップ高。同社は14日、国税庁より発注された、「年末調整控除申告書作成用ソフトウェアのヘルプデスク業務」を受託したと発表した。年調ソフト操作方法に関する問い合わせ対応業務などに対応するとしている。

★13:51  ソフトバンクG-大幅高 同社のアーム売却 英政府が介入を検討=FT
 ソフトバンクグループ<9984.T>が大幅高。日本経済新聞電子版は14日13時30分、英フィナンシャルタイムズを引用するかたちで、同社が英半導体設計大手アームを米半導体大手エヌビディアに400億ドル(約4兆2千億円)で売却する計画に対し、英政府が雇用の維持や英ケンブリッジ本社の存続など、厳しい条件を課す方向だと報じた。

 記事によれば、デジタル・文化相のダウデン氏は2002年企業法に基づいてアーム売却に「待ったをかける」ことも検討しているようだ。そうなれば、競争・市場庁(CMA)が包括的な調査に入ることになるとしている。なお、株価はアーム売却やそれに伴う同社のMBO観測報道などを好感した買いから、高いところで前日比11%近く上昇する場面があった。

★13:56  シャープ-大幅反発 独ダイムラーに対するLTE規格特許に関する特許侵害訴訟に勝訴
 シャープ<6753.T>が大幅反発。同社は11日、独ダイムラーに対する同国でのLTE規格特許に関する特許侵害訴訟に勝訴したと発表した。

 この裁判所は、LTE規格技術を搭載した自動車に関し、ダイムラーが同社の特許権を侵害していると判断するとともに、規格特許に基づく同社の権利行使がFRAND宣言に反する、とのダイムラーの抗弁を退けて、差し止めを認めたとしている。

★14:09  アイフリーク-後場上げ幅拡大 「M&Aクラウド」を用いたM&A候補先企業ソーシング強化を発表
 アイフリークモバイル<3845.T>が後場上げ幅拡大。同社は14日14時、M&Aクラウド(東京都中央区)が提供するM&Aプラットフォーム「M&Aクラウド」を用いたM&A候補先企業のソーシング強化を発表した。

 これにより、同社のM&A戦略や取得したい企業の要件などについての情報を公開し、企業からの譲渡・出資依頼案件の募集を開始するという。主な買収領域はRPA、AI、VR・AR、FinTechなどIT・先端技術を持つ企業や、システム開発企業としている。


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