前場コメント No.5 アステリア、JCRファーマ、テクマトリックス、極東産機、森永乳、マルマエ

2020/09/23(水) 11:39
★9:17  アステリア-大幅に3日続伸 ASTERIA WarpとServiceNowが連携
 アステリア<3853.T>が大幅に3日続伸。同社は18日、ServiceNow(東京都港区)が提供するデジタルワークフローソリューション「ServiceNow」と、同社「ASTERIA Warp」との連携アダプターの提供開始を発表した。

 「ServiceNow」は定型業務全般のワークフローの統合管理や効率化、総務・経理などの管理部門や顧客対応に関わる業務を含め、全社のサービス・業務システムの一元化が可能になるという。

 今回販売する「ServiceNow アダプター」により、「ServiceNow」をノーコードで「ASTERIA Warp」に連携し、システム全体の生産性とパフォーマンスを向上させることでニューノーマル時代の DX(デジタルトランスフォーメーション)を推進するとしている。

★9:22  JCRファーマ-反落 パビナフスプ アルファが厚労省からオーファンドラッグに指定
 JCRファーマ<4552.T>が反落。同社は18日、血液脳関門通過技術「J-BrainCargo」を適用したムコ多糖症II型(ハンター症候群)治療酵素製剤「パビナフスプ アルファ(遺伝子組換え)開発番号:JR-141(血液脳関門通過型遺伝子組換えイズロン酸2スルファターゼ)」について、厚生労働省より希少疾病用医薬品(オーファンドラッグ)に指定されたと発表した。

 同剤は、米国において2018年10月に、欧州において2019年2月に希少疾病用医薬品に指定されており、2020年9月中に日本での製造販売承認申請を予定している。なお、株価は地合いの悪さに連れ安している。

★9:32  テクマトリックス-5日続伸 中間配当予想7円 前年同期から実質1円増配
 テクマトリックス<3762.T>が5日続伸。同社は18日、未定としていた21.3期の中間配当予想を7円(前年同期は分割を考慮すると6円)にすると発表した。なお、年間配当は未定としている。

★9:32  極東産機-続伸 工作機械などを手がけるROSECCを子会社化
 極東産機<6233.T>が続伸。同社は18日、エイチアンドエフ(福井県あわら市)の子会社であるROSECC(愛知県名古屋市)の株式を取得による、同社の子会社化を発表した。

 ROSECCは自動車業界向けに、ウォータージェット技術、ロボット技術を生かした各種の自動化システムを企画・開発・販売するファブレス企業で、その技術を活かせる対象業界の拡大を狙っていることからシナジー効果による両社の事業拡大を目指すとしている。なお、株価は同発表を受けて一時前日比8%超上昇する場面も見られた。

★9:42  森永乳業-SMBC日興が目標株価引き上げ ついに海外利益構成が2割を超える
 森永乳業<2264.T>が反発。SMBC日興証券ではついに海外利益構成が2割を超えると指摘。投資評価は「1(アウトパフォーム)」を継続、目標株価は5800円から6400円に引き上げた。

 21/3期の営業利益予想は263億円→260億円(前期比+2.5%)へ下方修正、22/3期は290億円→296億円(+13.8%)へ引き上げた。コロナ長期化を勘案しBtoBの業績予想を下げ今期予想は引き下げたものの、想定以上に海外が強く中期的な利益予想を引き上げた。21/3期2Qの営業利益は89億円(+0.5%)と予想。1Q対比では悪天候での冷菓鈍化、海外の特需反動で、プロダクトミックス改善は鈍化するも微増益は堅持するという。
 海外利益構成比は21/3期20%→25/3期26%へ拡大を見込む。市場は事業ポートフォリオの変化を評価しきれていないとみている。

★9:42  マルマエ-3日ぶり反発 8月度合計受注残高は前年同月比7%増 半導体分野48%増
 マルマエ<6264.T>が3日ぶり反発。同社は18日、8月度の合計受注残高は7.9億円(前年同月比7.3%増)だったと発表した。分野別では、半導体は5.8億円(同48.0%増)、FPD(フラットパネルディスプレイ)は2.1億円(同39.7%減)となった。


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