前場コメント No.8 シスメックス、ＭｏｎｏｔａＲＯ、前田道、マザーズ指数、日新電、ＬＩＸＩＬＧ
★10:35 シスメックス－野村が目標株価引き上げ 次世代血球計数器による中長期成長を予想
シスメックス<6869.T>が反落。野村証券では、次世代血球計数器による中長期成長を予想。投資評価は「Buy」を継続、目標株価は9300円から12000円に引き上げた。
21.3期の業績予想を引き下げた。コロナによる受診抑制の影響は楽観的な前提よりも長引くと考えている。インフルエンザとコロナウイルスが両方流行する冬においても、受診抑制の影響は続くと予想。米州のみ尿定性分析装置の販売権取得もあり通期で増収を維持するという。22.3期の業績予想も下方修正。22.3期は受診抑制の反動増が予想されるとしながらも、欧米の強気予想をやや改めた。22.3期内に発売予定の次世代血球計数器の業績貢献は小さいとコメント。ただ、中長期的に血球計数器の成長を維持するものと考え、中長期の業績予想を引上げた。
シスメックス<6869.T>が反落。野村証券では、次世代血球計数器による中長期成長を予想。投資評価は「Buy」を継続、目標株価は9300円から12000円に引き上げた。
21.3期の業績予想を引き下げた。コロナによる受診抑制の影響は楽観的な前提よりも長引くと考えている。インフルエンザとコロナウイルスが両方流行する冬においても、受診抑制の影響は続くと予想。米州のみ尿定性分析装置の販売権取得もあり通期で増収を維持するという。22.3期の業績予想も下方修正。22.3期は受診抑制の反動増が予想されるとしながらも、欧米の強気予想をやや改めた。22.3期内に発売予定の次世代血球計数器の業績貢献は小さいとコメント。ただ、中長期的に血球計数器の成長を維持するものと考え、中長期の業績予想を引上げた。
★10:43 ＭｏｎｏｔａＲＯ－大幅に4日続伸 インド工業用間接資材販売のＥｍｔｅｘ社に出資 新会社設立
ＭｏｎｏｔａＲＯ<3064.T>が大幅に4日続伸。同社は23日8時30分、インドの工業用間接資材販売事業者Ｅｍｔｅｘ Ｅｎｇｉｎｅｅｒｉｎｇ社（以下、Ｅｍｔｅｘ社）のEコマース事業へ出資すると発表した。
これにより、Ｅｍｔｅｘ社のEコマース事業を移管した新会社ＩＢ ＭＯＮＯＴＡＲＯ（以下、ＩＢ社）の株式50％超を取得し、ＩＢ社は同社の連結子会社となる予定。Ｅｍｔｅｘ社の事業基盤と同社の治験を活用し、インド市場での効率的な事業展開を目指すとしている。
ＭｏｎｏｔａＲＯ<3064.T>が大幅に4日続伸。同社は23日8時30分、インドの工業用間接資材販売事業者Ｅｍｔｅｘ Ｅｎｇｉｎｅｅｒｉｎｇ社（以下、Ｅｍｔｅｘ社）のEコマース事業へ出資すると発表した。
これにより、Ｅｍｔｅｘ社のEコマース事業を移管した新会社ＩＢ ＭＯＮＯＴＡＲＯ（以下、ＩＢ社）の株式50％超を取得し、ＩＢ社は同社の連結子会社となる予定。Ｅｍｔｅｘ社の事業基盤と同社の治験を活用し、インド市場での効率的な事業展開を目指すとしている。
★10:47 前田道路－野村が目標株価引き上げ 製造・販売事業の業績けん引が続く
前田道路<1883.T>が反落。野村証券では、製造・販売事業の業績けん引が続くと予想。投資評価は「Buy」を継続、目標株価は2330円から2500円に引き上げた。
ストレートアスファルト価格は7～9月期では反転上昇を見込むものの、原油価格と同様に前年同期と比べるとまだ価格水準は低く、前年同期比での増益要因になるとみている。7月は大雨で舗装工事ができず、7～8月累計ではまだ前年同期比1.6％減であるも、公共事業費の拡大をうけて、業界全体で舗装工事の発注量は増加傾向にあるとみている。21.3期下期以降では数量の増による好影響も顕在化し始めると予想。利益予想に変更はないとしながらも、決算期の進捗を考慮し適用基準期を21.3期予想から22.3期予想EPSへと変更した。
前田道路<1883.T>が反落。野村証券では、製造・販売事業の業績けん引が続くと予想。投資評価は「Buy」を継続、目標株価は2330円から2500円に引き上げた。
ストレートアスファルト価格は7～9月期では反転上昇を見込むものの、原油価格と同様に前年同期と比べるとまだ価格水準は低く、前年同期比での増益要因になるとみている。7月は大雨で舗装工事ができず、7～8月累計ではまだ前年同期比1.6％減であるも、公共事業費の拡大をうけて、業界全体で舗装工事の発注量は増加傾向にあるとみている。21.3期下期以降では数量の増による好影響も顕在化し始めると予想。利益予想に変更はないとしながらも、決算期の進捗を考慮し適用基準期を21.3期予想から22.3期予想EPSへと変更した。
★10:53 マザーズ指数－続伸 約2年半ぶり1200pt台回復 指数プラス寄与上位はＢＡＳＥなど
マザーズ指数が続伸。きょうは日経平均が軟調に推移するなか、上昇してスタート。10時40分時点で前日比1.4％高の1201.06ptまで上昇。2018年4月以来、約2年半ぶりに1200pt台を回復している。
指数プラス寄与上位はＢＡＳＥ<4477.T>が7.2％高、メルカリ<4385.T>が1.7％高、ジーエヌアイグループ<2160.T>が4.1％高となっている。
マザーズ指数が続伸。きょうは日経平均が軟調に推移するなか、上昇してスタート。10時40分時点で前日比1.4％高の1201.06ptまで上昇。2018年4月以来、約2年半ぶりに1200pt台を回復している。
指数プラス寄与上位はＢＡＳＥ<4477.T>が7.2％高、メルカリ<4385.T>が1.7％高、ジーエヌアイグループ<2160.T>が4.1％高となっている。
★10:57 日新電機－東海東京が目標株価を引き上げ 電力機器の拡大でイオン注入装置を補完
日新電機<6641.T>が大幅続落。東海東京調査センターでは、電力機器の拡大でイオン注入装置を補完、底堅い業績を堅持と指摘。レーティングは「Neutral」を継続、目標株価は1000円から1250円に引き上げた。
通期営業利益計画は電力機器及びビーム・真空応用事業の好転により、前年比22%増の140億円。東海東京では、COVID-19の影響によるFPD投資の遅延を一般民需投資の拡大で補填することを考慮し、21/3期営業利益を前年比5%増の120億円、22/3期が同7%増の128億円と慎重に予想している。受注高はビーム・真空応用事業の回復が鈍いことを前提に21/3期1250億円、22/3期1300億円と予想している。
日新電機<6641.T>が大幅続落。東海東京調査センターでは、電力機器の拡大でイオン注入装置を補完、底堅い業績を堅持と指摘。レーティングは「Neutral」を継続、目標株価は1000円から1250円に引き上げた。
通期営業利益計画は電力機器及びビーム・真空応用事業の好転により、前年比22%増の140億円。東海東京では、COVID-19の影響によるFPD投資の遅延を一般民需投資の拡大で補填することを考慮し、21/3期営業利益を前年比5%増の120億円、22/3期が同7%増の128億円と慎重に予想している。受注高はビーム・真空応用事業の回復が鈍いことを前提に21/3期1250億円、22/3期1300億円と予想している。
★11:05 ＬＩＸＩＬＧ－東海東京が目標株価を引き上げ 事業合理化は進捗も株価上昇を考慮
ＬＩＸＩＬグループ<5938.T>が小幅高。東海東京調査センターでは、事業合理化は進捗も株価上昇を考慮。レーティングは「Neutral」を継続、目標株価は1650円から2050円に引き上げた。
子会社の相次ぐ売却による事業ポートフォリオの整理や収益性改善施策の進捗を評価。またCOVID-19の影響は、衛生意識の高まりや巣ごもりによる一部製品の需要増加等、国内外で一部ポジティブな面もあるという。一方で国内の住宅市場は注力分野であるリフォームを含め先行き不透明感は強く、海外でも米国等におけるブランド強化投資の効果の発現など、課題も残ると解説している。
ＬＩＸＩＬグループ<5938.T>が小幅高。東海東京調査センターでは、事業合理化は進捗も株価上昇を考慮。レーティングは「Neutral」を継続、目標株価は1650円から2050円に引き上げた。
子会社の相次ぐ売却による事業ポートフォリオの整理や収益性改善施策の進捗を評価。またCOVID-19の影響は、衛生意識の高まりや巣ごもりによる一部製品の需要増加等、国内外で一部ポジティブな面もあるという。一方で国内の住宅市場は注力分野であるリフォームを含め先行き不透明感は強く、海外でも米国等におけるブランド強化投資の効果の発現など、課題も残ると解説している。
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