富士フイルム-後場急騰 アビガン国内第3相試験で有効性確認 10月中に製造販売承認を申請へ=ロイター
富士フイルムホールディングス<4901.T>が後場急騰。ロイター通信は23日12時29分、同社子会社の富士フイルム富山化学が実施している新型コロナウイルス治療薬候補「アビガン」の国内臨床第3相試験において、主要評価項目を達成したと報じた。同社が23日発表した。
記事によれば、富士フイルム富山化学は今年3月、重篤ではない肺炎の症状を示した新型コロナ患者を対象にアビガンの国内臨床第3相試験を始め、アビガンの投与で早期の症状改善を確認したもよう。本試験でも、安全性上の新たな懸念はなかったとしている。
今後、富士フイルム富山化学は、本試験の詳細なデータ解析および申請に必要な業務を進め、10月中にもアビガンの製造販売承認事項一部変更承認申請を行う予定としている。
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