前場コメント No.2   HPCシステムス、あさひ、メドレックス、ハイデ日高、神戸物産、堀場製

2020/09/29(火) 11:33
★9:02  HPCシステムズ-買い気配 自社製品のタブレット端末をスーパーマーケット「ライフ」が採用
 HPCシステムズ<6597.T>が買い気配。同社は28日に、自社製品であるタブレット端末が、ライフコーポレーション<8194.T>が展開するスーパーマーケット「ライフ」各店舗の業務用タブレット端末として採用されると発表した。

 今回の採用にあたり、スーパーマーケット「ライフ」各店舗における業務効率向上を実現すべく、汎用型タブレット端末EDGE-PAD104Cをスピーディで正確な操作性を有し、堅牢かつ高性能な「ライフ」仕様の業務用タブレット端末にカスタマイズ開発した。今後、スーパーマーケット「ライフ」の各店舗に順次導入される予定としている。

★9:03  あさひ-3日ぶり反落 今期営業益を上方修正も材料出尽くし
 あさひ<3333.T>が3日ぶり反落。同社は28日、21.2期通期の営業利益予想を従来の43.6億円から60.0億円(前期比49.8%増)に引き上げると発表した。

 新型コロナウイルス感染拡大を背景にした、「密」を避けるための社会的行動を受け、移動手段としての自転車需要が高まり、売上高が計画を超えて推移していることから、前回予想を上回る見通し。

 21.2期上期(2月21日-8月20日)の営業利益は60.8億円(前年同期比60.3%増)だった。なお、株価は好業績を織り込んで足もと上昇していたことから、材料出尽くしによる売りが優勢となっている。

★9:03  メドレックス-5日ぶりに大幅反発 MRX-9FLTの米国における臨床試験結果発表
 メドレックス<4586.T>が5日ぶりに大幅反発。同社は28日に、米国で開発中のMRX-9FLT(フェンタニルテープ剤、中枢性鎮痛貼付剤)について、最初の臨床試験結果が得られたと発表した。

 今回、予備的な臨床薬物動態試験を行い、MRX-9FLTが参照製品であるDuragesicと同様の血中濃度推移を示すことが確認できた。また、in vitro(実験室レベル)や動物実験で確認してきた誤用事故防止機能についても、ヒトでの有用性を予備的に確認することができたとしている。

★9:04  ハイデイ日高-3日ぶり反落 上期営業赤字20.7億円 営業時間の短縮などが響く
 ハイデイ日高<7611.T>が3日ぶり反落。同社は28日に、21.2期上期(3-8月)の単独営業損益が20.7億円(前年同期は22.8億円の黒字)だったと発表した。
  
 新型コロナウイルスの感染拡大による営業時間の短縮などにより、3~8月の既存店売上が前年比66.3%となったことが響いた。また、販管費が大幅な売上高減少に対し固定費率を下げきれなかったことから、対売上高比で85.8%(前年同四半期は62.0%)となったことも影響した。21.2期通期の業績予想は現時点では適正かつ合理的な算定が困難であることから、未定としている。

★9:05  神戸物産-反発 8月営業益10%増 売上高は12%増
 神戸物産<3038.T>が反発。同社は28日、8月度の売上高が前年同月比12.1%増の269.7億円だったと発表した。営業利益は同10.0%増の16.1億円となった。6月はそれぞれ14.0%増、17.3%増だった。

 冷凍果物や冷凍野菜が好調だったほか、国内グループ工場で製造している「徳用ウインナー」「ポテトサラダ」などが貢献した。

★9:06  堀場製作所-3日続伸 排ガス規制対応の新アプリ展開 車開発コスト最大75%削減
 堀場製作所<6856.T>が3日続伸。同社は28日、路上走行時の排ガスを測定するRDE(Real Driving Emissions)規制に対応する新アプリケーション「RDE+(プラス)」を国内向けに本格展開すると発表した。

 「RDE+」の全アプリケーションを導入することで、最大75%の試作車両製作コスト低減や、新車開発プロジェクトあたり最大18億円のコスト削減の可能性が試算されていることから、開発効率の向上に貢献するとしている。


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