前場コメント No.8 五洋インテ、かんぽ、日電硝、ソフトバンクＧ、レオパレス２１、東特線、ワタミ
★10:50 五洋インテックス－大幅安 1Q営業赤字1.6億円 赤字幅が拡大
五洋インテックス<7519.T>が大幅安。同社は29日、21.3期1Q（4-6月）の連結営業損益が1.6億円の赤字（前年同期は4900万円の赤字）だったと発表した。
室内装飾関連事業において、主にマンション業者への販売および工務店などへの販売が振るわず減少した。メディカル関連で、新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため渡航制限により、インバウンドよる売り上げがなかったことも響いた。
五洋インテックス<7519.T>が大幅安。同社は29日、21.3期1Q（4-6月）の連結営業損益が1.6億円の赤字（前年同期は4900万円の赤字）だったと発表した。
室内装飾関連事業において、主にマンション業者への販売および工務店などへの販売が振るわず減少した。メディカル関連で、新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため渡航制限により、インバウンドよる売り上げがなかったことも響いた。
★10:50 かんぽ生命－3日ぶり大幅反落 福岡県久留米支店で不適正募集発生
かんぽ生命保険<7181.T>が3日ぶり大幅反落。同社は29日、福岡県の久留米支店において不適正募集が発生したと発表した。
8月26日、同支店の社員が法人の顧客から契約の申し込みをもらう際、被保険者の告知書のとりまとめを依頼している契約者に対して通院の事実を告知しないよう教唆（不告知教唆）したという。
これに対し、同社はこれまでの業務改善計画における対応策に加え、再発防止策として社員教育の徹底、チェック体制の強化によるリスク検知、告知にかかる説明場面でのけん制など、全力を挙げて再発防止に努めるとしている。
かんぽ生命保険<7181.T>が3日ぶり大幅反落。同社は29日、福岡県の久留米支店において不適正募集が発生したと発表した。
8月26日、同支店の社員が法人の顧客から契約の申し込みをもらう際、被保険者の告知書のとりまとめを依頼している契約者に対して通院の事実を告知しないよう教唆（不告知教唆）したという。
これに対し、同社はこれまでの業務改善計画における対応策に加え、再発防止策として社員教育の徹底、チェック体制の強化によるリスク検知、告知にかかる説明場面でのけん制など、全力を挙げて再発防止に努めるとしている。
★11:03 日本電気硝子－三菱ＵＦＪＭＳが目標株価引き下げ ガラスファイバ事業の復調に時間要す
日本電気硝子<5214.T>が軟調。三菱ＵＦＪモルガンスタンレー証券では、ガラスファイバ事業の復調には時間を要すると指摘。レーティングは「Neutral」を継続、目標株価は2400円から2000円に引き下げた。
全社利益成長のカギを握るガラスファイバ事業の復調には時間を要すると考えている。直近株価が堅調な背景には、20/12期上期実績の営業利益が78億円と会社計画70億円を超過達成したことがあるという。一方、これは生産性向上などの収益力改善が主因ではなく、修繕費用などコスト発生を最小限に抑えたことが寄与した結果とみており、20/12期は四半期ベースで営業減益が続くと予想。また、ガラスファイバ事業では、今後主要な最終製品である自動車の生産台数が徐々に回復に向かっても、サプライチェーンが長いために、20/12期における業績押し上げには結びつかないとみている。
日本電気硝子<5214.T>が軟調。三菱ＵＦＪモルガンスタンレー証券では、ガラスファイバ事業の復調には時間を要すると指摘。レーティングは「Neutral」を継続、目標株価は2400円から2000円に引き下げた。
全社利益成長のカギを握るガラスファイバ事業の復調には時間を要すると考えている。直近株価が堅調な背景には、20/12期上期実績の営業利益が78億円と会社計画70億円を超過達成したことがあるという。一方、これは生産性向上などの収益力改善が主因ではなく、修繕費用などコスト発生を最小限に抑えたことが寄与した結果とみており、20/12期は四半期ベースで営業減益が続くと予想。また、ガラスファイバ事業では、今後主要な最終製品である自動車の生産台数が徐々に回復に向かっても、サプライチェーンが長いために、20/12期における業績押し上げには結びつかないとみている。
★11:08 ソフトバンクＧ－4日続伸 米株先物高を好感か ナスダック100先物ミニは31pt高
ソフトバンクグループ<9984.T>が4日続伸。米国株の先物取引価格が上昇していることを好感しているもよう。
日本時間10時30分時点でのナスダック100先物ミニは31pt高11368.75pt、S&P500先物ミニは10.25pt高3344pt、ダウ先物ミニは86ドル高27494ドル。東京市場がこう着するなか、これらを手がかり同社株が買われているようだ。
ソフトバンクグループ<9984.T>が4日続伸。米国株の先物取引価格が上昇していることを好感しているもよう。
日本時間10時30分時点でのナスダック100先物ミニは31pt高11368.75pt、S&P500先物ミニは10.25pt高3344pt、ダウ先物ミニは86ドル高27494ドル。東京市場がこう着するなか、これらを手がかり同社株が買われているようだ。
★11:13 レオパレス２１－大幅高 きょう延期していた1Q決算を発表予定
レオパレス２１<8848.T>が大幅高。きょう30日に21.3期1Q（4-6月）の決算発表を行う予定となっていることが手がかり。
同社株価は、共同通信社が25日、6月末時点で100億円超の債務超過に転落したことが分かったと報じたことが嫌気され、28日に急落していた。決算発表と同時に、債務超過状態を解消するため、新たなスポンサーなどの発表があるのでは、との思惑から先回りした買いが入っているようだ。株価は高いところで8％超上昇する場面があった。
レオパレス２１<8848.T>が大幅高。きょう30日に21.3期1Q（4-6月）の決算発表を行う予定となっていることが手がかり。
同社株価は、共同通信社が25日、6月末時点で100億円超の債務超過に転落したことが分かったと報じたことが嫌気され、28日に急落していた。決算発表と同時に、債務超過状態を解消するため、新たなスポンサーなどの発表があるのでは、との思惑から先回りした買いが入っているようだ。株価は高いところで8％超上昇する場面があった。
★11:15 東京特殊電線－下げ幅縮小 400Gイーサネットの伝送検査に最適な高周波IC計測冶具開発
東京特殊電線<5807.T>が下げ幅縮小。同社は30日11時、400Gイーサネット（56Gbps）の伝送検査に最適な高周波IC計測冶具を開発したと発表した。
次世代移動通信システムである5Gへの切替え、並びにIoTの普及などによるデータトラフィックの増大に向けて、同社の高周波測定技術とプローブ技術を融合したという。高精度な加工技術により、光入出力素子と電気信号電極が同一面に配置されたICも計測可能なことなどが特徴としている。
なお、株価は同発表後に一時前日比3％超上昇する場面も見られた。
東京特殊電線<5807.T>が下げ幅縮小。同社は30日11時、400Gイーサネット（56Gbps）の伝送検査に最適な高周波IC計測冶具を開発したと発表した。
次世代移動通信システムである5Gへの切替え、並びにIoTの普及などによるデータトラフィックの増大に向けて、同社の高周波測定技術とプローブ技術を融合したという。高精度な加工技術により、光入出力素子と電気信号電極が同一面に配置されたICも計測可能なことなどが特徴としている。
なお、株価は同発表後に一時前日比3％超上昇する場面も見られた。
★11:21 ワタミ－大幅安 残業代未払いで是正勧告 渡辺会長ら報酬減額へ＝朝日
ワタミ<7522.T>が大幅安。同社は28日、2020年9月15日付で高崎労働基準監督署から時間外労働に対する割増賃金の支払について是正勧告を受けたと発表した。
同社発表に先んじて、一部メディアでは同内容について報じられていたが、会社側の正式発表を受け、朝日新聞デジタルが29日21時22分に是正勧告に関する記事を掲載。その後、ヤフーニュースにも掲載されたことから周知が進み、きょう改めて売り材料視されている。株価は安いところで前日比約4％下げる場面があった。
ワタミ<7522.T>が大幅安。同社は28日、2020年9月15日付で高崎労働基準監督署から時間外労働に対する割増賃金の支払について是正勧告を受けたと発表した。
同社発表に先んじて、一部メディアでは同内容について報じられていたが、会社側の正式発表を受け、朝日新聞デジタルが29日21時22分に是正勧告に関する記事を掲載。その後、ヤフーニュースにも掲載されたことから周知が進み、きょう改めて売り材料視されている。株価は安いところで前日比約4％下げる場面があった。
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