前場コメント No.2   ジェイリース、高島屋、オービック、サノヤスHD、Sansan、ケイブ

2020/10/14(水) 11:32
★9:02  ジェイリース-買い気配 通期営業益を上方修正 非対面営業の強化などの施策が奏功
 ジェイリース<7187.T>が買い気配。同社は13日に、21.3期通期の連結営業利益予想を従来の2.0億円から5.8億円(前期比3.7倍)に引き上げると発表した。また、21.3期上期(4-9月)の連結営業利益予想は従来の0.4億円から3.2億円(前期比3.6倍)に引き上げた。

 上期において、オンライン活用をはじめとする非対面営業の強化、顧客ニーズへの対応強化などの各施策が奏功し、新規申し込みの順調な推移および既存契約からの継続保証料などが順調に推移した。3Q以降については、保証料収入、代位弁済立替金の発生率、回収率は期初会社計画をベースとして見込んでいるとした。

★9:02  高島屋-売り気配 今期最終赤字365億円見込む 上期は233億円の赤字
 高島屋<8233.T>が売り気配。同社は13日、未定としていた21.2期通期の連結純損益予想を365億円の赤字(前期は160億円の黒字)だと発表した。市場コンセンサスは162億円の赤字。下期においても足もとの売り上げ状況が継続することを想定した。

 21.2期上期(3-8月)の連結純損益は233億円の赤字(前年同期は124億円の黒字)だった。渡航制限で訪日外国人数が大幅に減少し、インバウンド売り上げが前年から94.6%減となったことが響いた。

★9:03  オービック-続伸 営業益1割増 4~9月 20年連続最高益 クラウド拡大で=日経
 オービック<4684.T>が続伸。14日付けの日本経済新聞朝刊は、同社の2020年4~9月期の連結営業利益は前年同期比1割増の235億円強だったようだと報じた。

 4~9月期としては20年連続で最高益だった。企業の会計や販売などのデータをまとめて管理する統合基幹業務システム(ERP)の受注は大企業向けが伸びた。顧客企業の増加に伴い、システム納入後の保守運用サービスも好調だった。20年4~9月期の決算発表は10月26日を予定。21年3月期通期の業績予想は据え置く見通しだとしている。

★9:03  サノヤスHD-買い気配 投資有価証券売却益36億円計上 コミットメントライン減額も
 サノヤスホールディングス<7022.T>が買い気配。同社は13日、連結子会社が保有する上場有価証券1銘柄を売却したことで、投資有価証券売却益36億3900万円を特別利益として計上すると発表した。

 コーポレートガバナンス・コードに基づく政策保有株式の見直し、保有資産の効率化および財務体質の強化を図るためとしており、同有価証券の売却により資金調達を行ったため、コミットメントライン契約の借り入れ極度額を30億円から10億円に減額したとしている。

★9:04  Sansan-大幅続落 1Q営業益22%減 売上高は18%増
 Sansan<4443.T>が大幅続落。同社は13日、21.5期通期の連結営業利益が1.9億円(前年同期比22.1%減)だったと発表した。同売上高は36.7億円(同18.3%増)。

 新機能「オンライン名刺」の利用促進を目的に、新たなテレビCMの展開を実施したことに伴い、広告宣伝費が増加。また、採用強化によって人件費が増加したことから減益となった。

★9:04  ケイブ-急騰 1Q営業益1600万円 「ゴシックは魔法乙女~さっさと契約しなさい」が業績をけん引
 ケイブ<3760.T>が急騰。同社は14日13時に、21.5期1Q(4-6月)の連結営業利益は1600万円だったと発表した。同社は、20.5期2Qから連結財務諸表を作成しているため、前年同期比較はできない。

 主力サービスであるスマートフォンゲーム「ゴシックは魔法乙女~さっさと契約しなさい」が、4月に5周年を迎え、7月には累計500万ダウンロードを突破した。同タイトルは、安定的に売り上げを計上し、広告宣伝費をはじめとしたコストを抑えた運営にもかかわらず、グループの業績を引き続きけん引しているとした。


日本株の最新ニュース
マーケットデータ
日経平均 37,628.48 -831.60
TOPIX 2,663.53 -47.20
グロース250 640.12 -15.48
NYダウ 38,460.92 -42.77
ナスダック総合 15,712.75 +16.11
ドル/円 155.66 +0.35
プレミアム銘柄の最新情報
ページTOPへ