〔Market Flash〕商社全体の2Q業績は緩やかに改善~野村
【10:25】商社全体の2Q業績は緩やかに改善~野村
野村証券では商社セクターに関して、各社の2Qの事業環境では、中国の景気回復が相対的に強いことを背景に鉄鉱石市況が上昇したほか、非鉄市況も回復傾向となったと指摘。一方で、原油市況が1Q比で下落するほか、原料炭市況の低迷が続いたこともあり、セクター全体では、2Qの資源分野の業績改善は緩やかな改善になったと判断している。非資源分野では、1Q対比で繊維や小売事業など生活消費関連分野の業績が改善したほか、自動車関連事業などでの需要が回復したと考えている。一方、取り扱うメーカーや注力地域の違いによって回復感には格差が生じており、2Qの非資源分野全体の業績も、1Q対比で緩やかな回復にとどまったと予想している。
【9:35】米大統領テレビ討論会は重要、銀行株に動意も~大和
大和証券では、来週は22日に開催予定の米国の大統領テレビ討論会に注目している。2016年の大統領選挙では最初の2回でトランプ氏の支持率は下落したが、3回目の討論会を境に支持率は反転しており、生放送での討論は重要とコメント。米国株の物色にも大きな影響が出てくるとみている。セクターでは、銀行株はバイデン政権となれば規制強化で逆風が見込まれる。足元はバイデン氏優勢で悪材料の織り込みが進んだ。もし、討論会でトランプ氏が巻き返すようなら、株価が反転する契機にもなると大和では考えている。
【8:45】寄り前気配は名銀、滋賀銀、不二越、栗田工が高い気配値
主力株の寄り前気配では、名銀<8522>+16.41%、滋賀銀<8366>+10.69%、不二越<6474>+7.64%、栗田工<6370>+7.42%、メディパル<7459>+6.51%、OSG<6136>+6.36%、七十七<8341>+6.14%、タダノ<6395>+5.96%などが高い気配値。
一方、マツモトキヨ<3088>-7.89%、岡三<8609>-4.01%、コナミ<9766>-3.89%、協和キリン<4151>-3.75%、いすゞ<7202>-3.60%、ウシオ電<6925>-3.06%、JPX<8697>-3.02%、塩野義<4507>-3.02%などが安い気配値となっている。
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