前場コメント No.6   ジーエヌアイ、マルマエ、応化工、日タングス、昭和HD、ナレッジスイト

2020/10/19(月) 11:40
★10:00  ジーエヌアイ-ストップ安売り気配 F351第3相臨床試験開始は2021年との見通しを嫌気
 ジーエヌアイグループ<2160.T>がストップ安売り気配。同社は16日、9月29日に第2相臨床試験の完了を公表したF351について、第3相臨床試験の段階に進むのは概ね21.12期2Q(4-6月)期間ごろになると見通しだと発表した。

 株価は第3相臨床試験の開始までに時間がかかることを嫌気した売りが優勢となっている。

★10:08  マルマエ-4日ぶり反発 9月度の合計受注残高2%増 半導体分野は38%増
 マルマエ<6264.T>が4日ぶり反発。同社は16日、9月度の合計月次受注残高は前年同月比2.0%増(前月比0.3%減)だったと発表した。

 区分別では、半導体分野は同37.5%増(同1.9%増)、FPD(フラットパネルディスプレイ)分野は同43.8%減(同7.6%減)、その他分野は41.0%増(同35.7%増)となった。

★10:21  東京応化工業-SMBC日興が新規に「アウトパフォーム」 フォトレジストのみならず変化にも期待
 東京応化工業<4186.T>が続伸。SMBC日興証券では、フォトレジストのみならず会社としての変化にも期待。投資評価は新規に「1(アウトパフォーム)」とし、目標株価は7000円で設定した。

 取り扱う半導体材料は、フォトレジスト、洗浄剤といったウエハー面積以上の需要増が見込まれる製品が主力であると指摘。EUV用フォトレジスト及び洗浄剤のTSMC向けと中心とした販売増、ArF用フォトレジストのシェア回復、KrF用フォトレジストの3D-NAND向けでの拡販により、増益基調を辿る可能性がセクター内で特に高いと考えている。さらに、財務施策の一段の強化による株主還元及びROEの向上にも期待している。

★10:21  日本タングステン-ストップ高買い気配 二軸押出機部材に適した新材料「MZ01」を開発
 日本タングステン<6998.T>がストップ高買い気配。同社は19日、二軸押出機部材「MAZELLOY」について、新たに長寿命かつ軽量な新材料「MZ01」を開発したと発表した。合金工具鋼の10倍以上の寿命があり、鉄より軽量ですぐに置き換えが可能だとしている。

★10:22  昭和HD-大幅高 「鬼滅の刃」関連銘柄の物色が活況 子会社のウェッジHDストップ高を好感
 昭和ホールディングス<5103.T>が大幅高。同社子会社のウェッジホールディングス<2388.T>が「鬼滅の刃」関連銘柄として物色され、ストップ高買い気配となっていることが材料視されているようだ。

 ウェッジホールディングスは16日に公開された東宝<9602.T>配給作品「劇場版 鬼滅の刃 無限列車編」の宣伝協力を担当しており、これを材料視する買いから9時28分にストップ高200円まで上昇。これを好感し親会社である同社にも買いが入っているようだ。株価は高いところで前日比26%上昇する場面があった。

 そのほか、関連グッズを発売しているジーンズメイト<7448.T>がストップ高買い気配となっているほか、同作品のフィギュアなどを販売する寿屋<7809.T>も大幅高となっている。

★10:23  ナレッジスイート-急騰 クラウド型オンライン商談サービス「VCRM」の特許出願を発表
 ナレッジスイート<3999.T>が急騰。同社は19日10時、クラウド型オンライン商談サービス「VCRM(ブイシーアールエム)」の特許出願を発表した。

 特許出願の概要は、オンライン商談(番号発番方式)技術、オンライン商談(番号発番方式)とオンライン会議(アクセス URL 方式)が両立する技術、会議と会議のはざまに起こる重複アクセス時のシステム負荷またインフラ負荷を軽減させる制御技術(スケジューリングシステム)とした。

 また、これら特許出願中の独自開発技術について、「VCRM」はじめとして自社開発のクラウド(SaaS)サービスにも転用していく予定としている。


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