前場コメント No.2   マルタイ、ローム、ノジマ、エコモット、ゲンキー、ユーグレナ

2020/10/21(水) 11:31
★9:02  マルタイ-9日ぶり反発 通期営業益を上方修正 巣ごもり需要で棒ラーメンや皿うどんが好調
 マルタイ<2919.FU>が9日ぶり反発。同社は20日に、21.3期通期の営業利益予想を従来の5.6億円から8.5億円(前期比49.6%増)に引き上げると発表した。また、21.3期上期(4-9月)の営業利益予想は従来の2.9億円から5.6億円(前年同期比3.3倍)に引き上げた。

 1Qを中心とする「巣ごもり需要」により、主力製品である棒ラーメンや皿うどんを中心に大幅な売り上げ増加となり、当初の業績予想を上回る見込みとなった。

★9:02  ローム-反発 上期営業益を上方修正 自動車向けが回復基調
 ローム<6963.T>が反発。同社は20日、21.3期上期(4-9月)の連結営業利益予想を従来の70.0億円から126.0億円(前年同期比29.1%減)に引き上げると発表した。

 自動車生産台数が想定よりも早い回復傾向をたどったこと、巣ごもりやテレワークの普及に伴う需要の拡大がみられたことなどから、前回予想を上回る見通し。なお、通期の業績見通しについては29日公表の上期決算短信において知らせるとしている。

★9:04  ノジマ-3日ぶり大幅反発 今期営業益予想を上方修正 携帯の付帯サービスやコスト抑制が寄与
 ノジマ<7419.T>が3日ぶり大幅反発。同社は20日、21.3期通期の連結営業利益予想を従来の270億円から300億円(前年同期比増)に上方修正すると発表した。

 上期において、有機ELテレビ、テレワークで使用するPCや周辺機器などのデジタル商品の販売が好調に推移した半面、携帯電話の販売台数減少の影響から売上高は減少を見込む。

 一方、各通信事業者からの質の高いキャリアショップへの支援や付帯サービスの販売、コストコントロールによる経費面の見直しなどにより、従来予想を上回る見通しとしている。

★9:04  エコモット-買い気配 5Gを見据えた新世代データ基盤を開発
 エコモット<3987.T>が買い気配。同社は20日、次世代通信5Gを見据えた新世代データ基盤を開発したと発表した。

 新世代データ基盤では、システム構造を一新したことにより、あらゆるシーンでの応答性が向上したという。高品質なクラウド録画やブラウザでの低遅延動画配信など、これまでニーズの多かった標準的機能のユーザー体験を向上するとしている。また、APIによる連携機能や、より幅広いプロトコルへの対応も予定しているとした。

★9:05  ゲンキー-4日ぶり反落 今期営業益を上方修正も材料出尽くし
 Genky DrugStores<9267.T>が4日ぶり反落。同社は20日、21.6期通期の連結営業利益予想を従来の50.0億円から58.0億円(前期比33.6%増)に引き上げると発表した。全社的なコストコントロールにより、販管費が抑制されたことから、前回予想を上回る見通し。

 なお、株価は好業績を織り込んで上昇していたことから、材料出尽くしによる売りが優勢となっている。

★9:06  ユーグレナ-大幅反発 新型コロナウイルス抗体検査サービス 医療機関向けに提供開始
 ユーグレナ<2931.T>が大幅反発。同社は20日、リバネス社(東京都新宿区)およびオーダーメードメディカルリサーチ社(千葉県柏市)と共同開発した新型コロナウイルスに対する抗体検査サービスについて、医療機関向けへ提供を開始すると発表した。

 このサービスはバイオテックベンチャーがゼロから開発したもので、微量の血液でも正確に抗体検出できることや、抗コロナ抗体の濃度を定量推定することも可能なことなどが特徴としている。


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