三菱地所-4日ぶり反落 通期経常利益を上方修正 上期は13%増
三菱地所<8802.T>が4日ぶり反落。同社は11日、21.3期通期の連結経常利益予想を従来の1690億円から1750億円(前期比20.3%減)に引き上げると発表した。
コマーシャル不動産事業において、費用の一部を新型コロナによる特損に振り替えたことから、前回予想を上回る見通し。同純利益予想は据え置いた。
21.3期上期(4-9月)の連結経常利益は916.2億円(前年同期比13.0%増)だった。市場コンセンサスは880.1億円。商業施設およびホテル事業は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受け大きく落ち込んだが、オフィスビルの賃貸利益増およびキャピタルゲインの増加により増益となった。
なお、株価はバリュー株の買い戻しから足もと急騰していた反動もあり、利益確定売りが優勢となっている。
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