川金HD-大幅安 延長したMBO期間11月17日を経過 TOB価格引き上げの期待剥落

2020/11/18(水) 09:43
 川金ホールディングス<5614.T>が大幅安。同社が進めているマネジメント・バイアウト(MBO)の一環として行われる、SSホールディングス(東京都中央区)による同社株の公開買い付けに関して、買い付け期間の17日を過ぎたことが手がかり。  同社は9月30日にMBOの実施を発表。その後、TOB価格である1株388円が割安であるとの見方から、株価はTOB価格を超える水準まで上昇。17日時点の同社株価は443円となっていた。同社では当初11月2日までとしていた買い付け期間を17日まで延長していたが、その後は期間の延長や価格の引き上げなど追加のリアクションがなかったことから、TOB価格の引き上げの可能性は低い、あるいはMBOそのものが買付予定数の下限に届かず、中止になる可能性があるとの見方から売りが優勢となっている。株価は前日比11%安の395円まで下げる場面があった。
関連ニュース
日本株の最新ニュース
マーケットデータ
日経平均 38,460.08 +907.92
TOPIX 2,710.73 +44.50
グロース250 655.60 +4.96
NYダウ 38,503.69 +263.71
ナスダック総合 15,696.64 +245.34
ドル/円 154.81 -0.02
プレミアム銘柄の最新情報
ページTOPへ