〔Market Flash〕輸出が回復した出遅れセクターに注目~大和

2020/11/19(木) 13:09
【13:05】輸出が回復した出遅れセクターに注目~大和  大和証券では、貿易統計で輸出の前年比が-0.2%と、市場予想の-4.5%を大きく上回ったことに注目している。上中旬までが-4.6%で、下旬に輸出が復調。韓国輸出統計とも歩調が合っていることから、海外需要の復調が背景にあるとみている。また、輸出にも日経平均にも3年程度の在庫循環とみられるサイクルがあることを指摘しており、既に大きく高値を更新してきた日経平均に、マクロ的な裏付けが確認されつつあるとコメント。非鉄金属や紙類、自動車の輸出が増えてきたが、これらはまだ鉱工業生産統計ではさえない出遅れ品目で、出遅れ物色セクターとして期待できると考えている。 【10:10】ドル円は米長期金利の動向が重要に~東海東京  東海東京調査センターの為替リポートでは、ドル円の先行きを見極めるうえで、米長期金利の動向が重要と指摘。米連邦議会は「ねじれ議会」となる可能性が高く、「大規模な財政出動が困難→米国債発行が見込みより少ない→米長期金利が低下」との流れが想定される。過度な米金利上昇が抑制され、大規模増税やキャピタルゲイン税が回避されるとの見方から米株が力強く上昇する中、安全通貨であるドルは、リスクオンから主要通貨に対して売りが優勢の展開となりやすい。その場合、安全通貨とされる円に対しても、ドル安が進む可能性があると東海東京では考えており、足元はまさにそのような動きになっていると判断している。 【9:00】日経平均臨時入れ替えのインパクト~大和  大和証券では、日経平均臨時入れ替え(NTTドコモ<9437.T>の除外に伴いシャープ<6753.T>が新規採用)に伴うインパクトについて考察している。日経平均パッシブ連動資産は、みなし額面50円換算で各銘柄について約2590万株と推計しており、パッシブ連動資産のリバランスによるシャープの買い入れ株数は約2590万株、買い入れインパクトは約11日分と推定している。また、リバランスに伴い、日経平均全体としては約200億円の換金売りが生じると予想している。実際の入れ替えは、12月2日にNTTドコモが除外され、シャープが採用となることから、理論的には、12月1日終値ベースでパッシブ連動資産のリバランスに伴う売買インパクトが見込まれるとコメントしている。 【8:45】寄り前気配はJPX、NOK、アルフレッサ、中外薬が高い気配値  主力株の寄り前気配では、JPX<8697>+6.29%、NOK<7240>+6.25%、アルフレッサ<2784>+4.88%、中外薬<4519>+4.51%、シャープ<6753>+4.43%、三和HD<5929>4.20%、メイテック<9744>4.02%、ジャフコ<8595>3.94%などが高い気配値。  一方、ニフコ<7988>-20.17%、TBSHD<9401>-12.84%、ニッパツ<5991>-8.56%、京葉銀<8544>-7.85%、南海電<9044>-7.03%、小糸製<7276>-5.30%、リンテック<7966>-4.77%、宝HD<2531>-4.60%などが安い気配値となっている。
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