日本金属-ストップ高買い気配 コバルト規制対応の注射針向ステンレス鋼出荷を引き続き好感
日本金属<5491.T>がストップ高買い気配。同社が18日、2021年5月に施行される欧州医療機器規則(Medical Device Regulation)コバルト規制(Co規制)に対応する注射針向ステンレス鋼「NK-304NKM」を、30日(予定)に出荷開始すると発表したことが引き続き材料視されている。
発表を受け、株価は19日に大幅高、20日にはストップ高まで上昇した。同社株について日証金の貸株は20日に18万9100株増加し、貸借倍率が0.04倍となった。日証金は同日、24日から同社株について貸株申込停止措置を実施しており、材料に加え、需給面からも買いが入っているようだ。
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