〔Market Flash〕冬季ボーナスは前年度比-8.1%と大幅な減少を予想~野村

2020/11/26(木) 10:29
【10:25】冬季ボーナスは前年度比-8.1%と大幅な減少を予想~野村  野村証券では、厚労省の「毎月勤労統計」ベースの2020年度夏季賞与が公表されたことを受けて、上半期の企業業績をもとに冬季賞与を予測している。2020年度の冬季賞与は、前年度比-8.1%と大幅な減少を予想している。背景として、2020年度上期の生産活動停滞に伴う企業業績の鈍化を挙げている。ただし、リーマンショックが発生した直後の2009年度上期よりは減少幅は小さいとみることから、今回の賞与の前年度比落ち込み幅は、2009年上期の経常利益の動向が反映されている同年度の冬季賞与の同落ち込み幅である前年度比-9.4%よりも小さくなると判断している。 【9:40】海運では「ONE」の業績が上振れる可能性~三菱UFJMS  三菱UFJモルガン・スタンレー証券では海運業界に関して、自動車メーカーの生産回復で自動車船の輸送台数が回復する見込みであることを指摘している。食料や日用品など多種多様な貨物を運ぶコンテナ船市況も急騰しているとのこと。各国の生産・消費回復と米国の年末商戦向け輸送需要などが重なり、需要がひっ迫していることが要因と三菱UFJMSでは判断している。海運大手3社の上期業績を底上げしたコンテナ船事業統合会社「ONE」は下期の業績を保守的に見積もっているが、足元の市況を踏まえると、業績は上振れる可能性があると、三菱UFJMSではコメントしている。 【8:45】寄り前気配はキヤノンMJ、東亜合成、東建物、ADEKAが高い気配値  主力株の寄り前気配では、キヤノンMJ<8060>+10.51%、東亜合成<4045>+7.21%、東建物<8804>+7.00%、ADEKA<4401>+6.54%、東芝テック<6588>+6.46%、ジェイテクト<6473>4.58%、山九<9065>4.49%、博報堂DY<2433>4.44%などが高い気配値。  一方、JAL<9201>-9.30%、ライオン<4912>-6.24%、京急<9006>-5.93%、小田急<9007>-5.64%、スズケン<9987>-5.12%、豊田織機<6201>-4.92%、阪急阪神<9042>-4.70%、大成建<1801>-4.44%などが安い気配値となっている。
関連ニュース
日本株の最新ニュース
マーケットデータ
日経平均 38,277.38 +725.22
TOPIX 2,695.04 +28.81
グロース250 659.09 +8.45
NYダウ 38,503.69 +263.71
ナスダック総合 15,696.64 +245.34
ドル/円 154.74 -0.09
プレミアム銘柄の最新情報
ページTOPへ