〔Market Flash〕10月鉱工業生産は5カ月連続の増加を予想~野村

2020/11/27(金) 14:13
【14:10】10月鉱工業生産は5カ月連続の増加を予想~野村  野村証券では、30日発表の10月鉱工業生産指数を前月比+1.5%(前回実績:+3.9%)と予想している。10月10日が調査票提出締切日の製造工業生産予測調査では、10月の製造工業生産は前月比+4.5%の増加が見込まれていたとのこと。製造工業生産予測調査の経済産業省による予測誤差修正後ベースは同+1.4%と、予測誤差修正前と比べて、控えめではあるものの若干の増加となっている。野村では、鉱工業生産と連動性がある実質輸出の動向なども踏まえて、10月の鉱工業生産は5カ月連続で前月比で増加したと予想している。 【13:30】日経平均の加速する上げはそろそろ一服か~みずほ  みずほ証券のテクニカルリポートでは、日経平均について考察している。コロナ危機の3月安値を起点とした値幅として、4978円と6626円が算出されるとのこと。6月安値の21530円にそれぞれの値幅を上乗せすると、想定される上値ゾーンは約26500円~28100円。みずほでは、値幅計算からみた上値メドに近付きつつあることから、加速する上げもそろそろ一服かとコメントしている。 【10:15】10月工作機械受注では回復の継続を確認~野村  野村証券では、11月26日に発表された10月の工作機械受注確報値は、世界全体で回復局面にあることを示したと判断している。中国は増勢が続き、次いで回復する北米も底堅い。先進国の中で最も回復が鈍かった日本も、10月受注は季節性を考慮すれば強く、中国以外のアジアでは、インドが自動車向けを主因に前月比で増加したとのこと。一方、欧州は10月までは回復してきたが、新型コロナ感染の再拡大の影響を、製造業も一定程度は受けると野村では考えている。今後は回復ペースが緩やかになると予想しており、他の地域に関しても、通常の回復期よりは緩やかで、長い回復となる可能性があるとみている。それでも欧州以外の地域の需要は、更新投資を主体に回復しやすい状況が続くと予想している。 【8:45】寄り前気配は東亜合成、東海理化、東邦HD、淀川鋼が高い気配値  主力株の寄り前気配では、東亜合成<4045>+24.92%、東海理化<6995>+6.40%、東邦HD<8129>+5.84%、淀川鋼<5451>+5.62%、東芝テック<6588>+5.21%、ノーリツ<5943>4.98%、ライオン<4912>4.70%、九州電<9508>4.69%などが高い気配値。  一方、京都銀<8369>-18.61%、7&I-HD<3382>-5.21%、TC-Lea<8439>-3.98%、山九<9065>-3.80%、ニフコ<7988>-3.21%、ダイキン<6367>-3.08%、ネクソン<3659>-3.03%、アマダ<6113>-3.01%などが安い気配値となっている。
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