後場コメント No.2 菱鉛筆、MCJ、ピクスタ、ホンダ、三菱UFJ、信越化

2020/12/21(月) 15:09
★12:49  三菱鉛筆-後場プラス転換 汎用性の高い抗ウイルス樹脂素材の開発に成功
 三菱鉛筆<7976.T>が後場プラス転換。同社は21日11時30分、FSX(東京都国立市)と共同で、生活環境に優しく耐熱性を兼ね備え、かつ汎用性の高い抗ウイルス樹脂素材の共同開発(特許出願中)に成功したと発表した。

 同研究に関する共著論文「抗ウイルス性ポリオキソメタレートの生活環境への応用 -抗ウイルス性のおしぼりと文房具」が、MDPI(スイス)の学術誌「Applied Sciences」に採択されたとしている。

★12:53  MCJ-3日続伸 子会社がサブスク型IT機器販売サービス開始
 MCJ<6670.T>が3日続伸。同社は21日12時、連結子会社のテックウインドがサブスクリプション型IT機器販売サービス「TEKWIND-DaaS」の提供を1月5日から開始すると発表した。

 一般的に高額とされるサーバーやワークステーション、小型ロボットやアプリケーションの受託開発などをサブスクリプション(月額課金)として提供するため、利用者は初期費用を抑えて導入できるという。
 また、定期的な機器の入れ替えにより常に最新の機器を利用でき、パフォーマンスアップによる生産性向上を見込めるとしている。

★12:58  ピクスタ-後場プラス転換 「PIXTA 大企業向けソリューション」提供開始
 ピクスタ<3416.T>が後場プラス転換。同社は12日12時、デジタル素材を活用した企業活動を個社の課題に合わせた形で支援する「PIXTA 大企業向けソリューション」の提供を開始すると発表した。

 「PIXTA 大企業向けソリューション」では、社内の全部署で使用が可能な拡張ライセンスの提供や、契約企業のクライアントへの素材使用権付与など、素材利用に関して企業が抱える課題をヒアリング後、既存サービスの枠にとどまらない提案をするとしている。

★13:07  ホンダ-大幅安 インド車生産4割削減 第1工場 年度内閉鎖=日経
 ホンダ<7267.T>が大幅安。20日付の日本経済新聞朝刊は、同社がインドでの四輪車の生産能力を約4割削減すると報じた。

 記事によれば、現在の2工場のうち1つを2020年度中にも閉鎖する方針を固めたもよう。同社はは四輪事業の収益向上が課題で、国内外で余剰生産能力の削減を進めている。インドは新型コロナウイルスによる販売減少の影響もあり、足元で稼働率が低迷していたとしている。

★13:12  三菱UFJ-続伸 FRBがストレステスト結果発表 米金融株が時間外で急伸
 三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>が続伸。米国時間18日の大引け後、米連邦準備理事会(FRB)が米大手銀行グループを対象としたストレステスト(健全性審査)の結果を発表したことが材料視されている。

 FRBはストレステストの結果を受け、6月以降に禁止していた自社株買いと配当の支払いを条件付きで許可した。このことを受け、同社の出資先であるモルガン・スタンレーを含め、ゴールドマン・サックス、JPモルガン・チェースなどが時間外で4~5%上昇。米金融株の上昇を受け、同社にも買いが集まっているようだ。

★13:24  信越化学-CSが目標株価引き上げ 相対的な安心感は不変
 信越化学工業<4063.T>が小幅安。クレディ・スイス証券では、相対的な安心感は不変と指摘。投資評価「Neutral」を継続、目標株価は11260円から15080円に引き上げた。

 21/3期はCOVID-19感染拡大の影響を受けたものの、(1)半導体市場が堅調であることにより半導体シリコンがYoY増益、(2)3Qからは米国住宅市場での需要増や市況回復が想定される塩ビ、(3)経済活動再開を主因に加え、シリコーンは自動車向けなどの機能品、機能性材料では医薬向けのセルロース、電子機能材料は自動車産業やその他産業の顧客の生産活動が回復することでレアアースマグネットでの販売増などを想定、営業利益はYoY5%減益にとどまると予想している。


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