前場コメント No.2 アクロディア、IBJ、LINK&M、インバウンド、日立造、鳥越粉

2020/12/22(火) 11:34
★9:04  アクロディア-大幅高 新型コロナウイルス抗原検出キット提供開始
 アクロディア<3823.T>が大幅高。同社は21日、提携先であるマイクロブラッドサイエンス(東京都千代田区)がVazyme Biotech(中国)より輸入販売する新型コロナウイルス抗原検出キットの提供を開始すると発表した。

 上記の検出キットは、迅速かつ利便性の高いイムノクロマトグラフ法で検出するという。特徴として、10分での迅速なスクリーニングや、簡単で咽頭や鼻咽頭または鼻腔のぬぐい液中に対応できることなどを挙げている。

 なお、この製品は体外診断用医薬品ではないため、新型コロナウイルスの有無を確認するための試験研究用としての使用に限定されるとした。

★9:05  IBJ-続落 20.12期末配当予想6円 前期末比3円減
 IBJ<6071.T>が続落。同社は21日、従来未定としていた20.12期の期末配当予想を6円(前期末は9円)と発表した。今期は新型コロナウイルス感染症の影響から前期実績を下回る予想ではあるものの、業績に応じた剰余金の配当を積極的に行う方針としている。

★9:05  リンク&モチベーション-反発 通期最終損益を上方修正 インバウンドテック評価益を計上
 リンクアンドモチベーション<2170.T>が反発。同社は21日、20.12期通期の連結純利損益予想を従来の28.5億円の赤字から23.8億円の赤字(前期は10.9億円の黒字)に引き上げると発表した。

 関連会社であるインバウンドテック<7031.T>の上場に伴い、約5.7億円の投資有価証券評価益を計上することから、前回予想を上回る見通し。なお、上場に伴うインバウンドテックの新株発行により、持分法適用外となり、関連会社からは外れる。

★9:07  ヤプリ-買い気配スタート/東証マザーズ上場 寄り前4500円
 アプリプラットフォーム「Yappli」の運営を行うヤプリ<4168.T>はきょう、東京証券取引所のマザーズ市場に上場した。公開価格3160円の買い気配で始まり、差し引き約58万株の買い越し。直前の寄り前気配は4500円前後だった。

 主幹事はみずほ証券および大和証券で、公開株数は557万2000株。スマートフォンアプリ開発ツールの提供。アプリ開発技術がなくてもノーコード(プログラミング不要)でネーティブアプリを開発、運用できる、クラウド型のアプリ運営プラットフォーム「Yappliシステム」を企画・開発・販売している。

★9:08  日立造船-4日続伸 ドバイでごみ発電受注 伊藤忠と1200億円規模=日経
 日立造船<7004.T>が変わらずはさみ4日続伸。22日付の日本経済新聞朝刊は、同社と伊藤忠商事<8001.T>がアラブ首長国連邦のドバイで世界最大級のごみ焼却発電を受注したと報じた。

 記事によれば、総事業費は約1200億円で、ドバイの家庭から出る一般ごみを燃やし、その余剰熱で発電もするという。2024年にも稼働する予定で、35年間の運営も担うとしている。

★9:08  鳥越製粉-底堅い 中期経営計画策定 23.12期売上高267億円目指す
 鳥越製粉<2009.T>が底堅い。同社は21日、21.12期~23.12期の中期経営計画「TTC150 Stage2」を策定したと発表した。

 最終年度となる23.12期の連結売上高目標は267億円(20.12期予想208億円)、連結営業利益は15.4億円(同5.8億円)。
 21.12期~23.12期は、厳しい経営環境下でも持続的な成長を可能とする自己変革の期間と位置づけ、営業組織の再編成、営業組織に連動した研究開発体制および生産拠点の再構築、デジタル化による全社的業務改革の推進に取り組むとしている。


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