前場コメント No.2 エアトリ、川重、愛三工、ファストリ、薬王堂ＨＤ、ジシステム
★9:04 エアトリ－続伸 通期最終益を上方修正 国内旅行が期初想定上回る
エアトリ<6191.T>が続伸。同社は5日、21.9期通期の連結純損益予想を従来の2.4億円の黒字から2.8億円の黒字（前期は86.9億円の赤字）に引き上げると発表した。
旅行事業において、国内領域が好調に推移し、1Q（10-12月）を通じた収益および利益の実績が、前回予想発表時の想定以上となった。また、新たに開始したヘルスケア事業に関しても、PCR検査の需要の取り込みにより、当初想定以上に収益に貢献していることなどから、前回予想を上回る見通し。
エアトリ<6191.T>が続伸。同社は5日、21.9期通期の連結純損益予想を従来の2.4億円の黒字から2.8億円の黒字（前期は86.9億円の赤字）に引き上げると発表した。
旅行事業において、国内領域が好調に推移し、1Q（10-12月）を通じた収益および利益の実績が、前回予想発表時の想定以上となった。また、新たに開始したヘルスケア事業に関しても、PCR検査の需要の取り込みにより、当初想定以上に収益に貢献していることなどから、前回予想を上回る見通し。
★9:09 川崎重工業－シティが目標株価引き上げ 最近の株価上昇を受けて
川崎重工業<7012.T>が反発。シティグループ証券では、最近の株価上昇を受けて予想を見直し。投資判断は「中立」を継続、目標株価は1500円から2500円に引き上げた。
年明けを受け、基準年を23年3月期に変更。また、円高と航空宇宙システム事業の業績回復が予想より遅れていることを踏まえ、事業別業績予想を修正した。さらに、大きな話題となった水素事業のキャッシュフローと収益が向こう数年、投資家の期待に届かないリスクを織り込み、主観的なコングロマリット・ディスカウントを30%に引き上げた。目標株価は増額したものの、重工株の中ではＩＨＩを選好している。
川崎重工業<7012.T>が反発。シティグループ証券では、最近の株価上昇を受けて予想を見直し。投資判断は「中立」を継続、目標株価は1500円から2500円に引き上げた。
年明けを受け、基準年を23年3月期に変更。また、円高と航空宇宙システム事業の業績回復が予想より遅れていることを踏まえ、事業別業績予想を修正した。さらに、大きな話題となった水素事業のキャッシュフローと収益が向こう数年、投資家の期待に届かないリスクを織り込み、主観的なコングロマリット・ディスカウントを30%に引き上げた。目標株価は増額したものの、重工株の中ではＩＨＩを選好している。
★9:10 愛三工業－東海東京が投資判断引き上げ 業績改善でのダークホース銘柄
愛三工業<7283.T>が大幅続伸。東海東京調査センターでは、業績改善でのダークホース銘柄と指摘。レーティングは「Neutral」→「Outperform」に引き上げ、目標株価は500円から640円に変更した。
2Q実績や会社計画、事業環境を受けて業績予想を修正。主たる顧客であるトヨタ自動車の世界生産台数を21/3期760万台（前回780万台）、22/3期850万台（同850万台）、23/3期900万台（同910万台）と予想。業績予想では、トヨタ外を含む受注増や、改革の成果を含む各種コスト削減効果を見込む。21/3期は売上高1850億円（前回1700億円）および営業利益30億円（同8億円）に予想を見直した。22/3期では同様に2160億円（同1837億円）、120億円（同76億円）を予想。なおデンソーとの事業再編に関しては実施の遅れや詳細不明なため業績予想には反映していないという。
愛三工業<7283.T>が大幅続伸。東海東京調査センターでは、業績改善でのダークホース銘柄と指摘。レーティングは「Neutral」→「Outperform」に引き上げ、目標株価は500円から640円に変更した。
2Q実績や会社計画、事業環境を受けて業績予想を修正。主たる顧客であるトヨタ自動車の世界生産台数を21/3期760万台（前回780万台）、22/3期850万台（同850万台）、23/3期900万台（同910万台）と予想。業績予想では、トヨタ外を含む受注増や、改革の成果を含む各種コスト削減効果を見込む。21/3期は売上高1850億円（前回1700億円）および営業利益30億円（同8億円）に予想を見直した。22/3期では同様に2160億円（同1837億円）、120億円（同76億円）を予想。なおデンソーとの事業再編に関しては実施の遅れや詳細不明なため業績予想には反映していないという。
★9:11 ファストリ－3日続落 12月国内ユニクロ既存店売上高6％増
ファーストリテイリング<9983.T>が3日続落。同社が5日に発表した2020年12月度の国内ユニクロ既存店+Eコマースの売上高は前年同月比6.2％増となった。全店は6.1％増だった。
12月は月の中旬に気温が急激に低下したことで、家で着用できる防寒衣料や在宅ニーズにマッチした商品の販売が好調だった。ただ、期待値も高いだけに、一桁の伸びでは株価の好反応は限定的。4日に上場来高値を付けたあと、大きく調整したこともあり、きょうは売りが優勢となっている。
ファーストリテイリング<9983.T>が3日続落。同社が5日に発表した2020年12月度の国内ユニクロ既存店+Eコマースの売上高は前年同月比6.2％増となった。全店は6.1％増だった。
12月は月の中旬に気温が急激に低下したことで、家で着用できる防寒衣料や在宅ニーズにマッチした商品の販売が好調だった。ただ、期待値も高いだけに、一桁の伸びでは株価の好反応は限定的。4日に上場来高値を付けたあと、大きく調整したこともあり、きょうは売りが優勢となっている。
★9:12 薬王堂ＨＤ－もみ合い 3Q累計営業益48％増も通期予想据え置き
薬王堂ホールディングス<7679.T>がもみ合い。同社は5日、21.2期3Q累計（3-11月）の連結営業利益は43.2億円（前年同期比47.7％増）だったと発表した。通期計画39.2億円を上回る着地となった。
ドラッグストア事業において日用品や食品が好調に推移するなかで、販売価格や品ぞろえの強化、来客数および買い上げ点数の増加策に取り組んだことが寄与した。
なお、通期見通しを据え置いたこともあり、売り買いが交錯している。
薬王堂ホールディングス<7679.T>がもみ合い。同社は5日、21.2期3Q累計（3-11月）の連結営業利益は43.2億円（前年同期比47.7％増）だったと発表した。通期計画39.2億円を上回る着地となった。
ドラッグストア事業において日用品や食品が好調に推移するなかで、販売価格や品ぞろえの強化、来客数および買い上げ点数の増加策に取り組んだことが寄与した。
なお、通期見通しを据え置いたこともあり、売り買いが交錯している。
★9:12 薬王堂ＨＤ－もみ合い 12月度既存店売上高5％増 前月比3pt低下
薬王堂ホールディングス<7679.T>がもみ合い。同社は5日、12月度の既存店売上高は前年同月比4.8％増だったと発表した。前月比では3.0pt低下となった。客数は前年同月比2.7％減、客単価は同7.7％上昇した。
薬王堂ホールディングス<7679.T>がもみ合い。同社は5日、12月度の既存店売上高は前年同月比4.8％増だったと発表した。前月比では3.0pt低下となった。客数は前年同月比2.7％減、客単価は同7.7％上昇した。
★9:13 ジャパンシステム－急騰 任天堂創業家ファミリー企業が同社MBOを支援との報道を材料視か
ジャパンシステム<9758.T>が急騰。ブルームバーグ通信は5日、任天堂の創業家、山内家のファミリーオフィスが同社の経営陣による買収（MBO）を資金支援すると報じた。
記事によれば、事情に詳しい複数の関係者が明らかにしたようだ。同社を巡っては、香港を拠点とする投資会社ロングリーチグループが最終的に全株取得を目指して株式公開買い付け（TOB）を実施する一方、代表取締役の川田朋博社長をはじめとする現経営陣は買収に反発し、MBOを提案しているとしている。
報道を受け、対抗MBOの可能性などに対する思惑から買いが入っているようだ。
ジャパンシステム<9758.T>が急騰。ブルームバーグ通信は5日、任天堂の創業家、山内家のファミリーオフィスが同社の経営陣による買収（MBO）を資金支援すると報じた。
記事によれば、事情に詳しい複数の関係者が明らかにしたようだ。同社を巡っては、香港を拠点とする投資会社ロングリーチグループが最終的に全株取得を目指して株式公開買い付け（TOB）を実施する一方、代表取締役の川田朋博社長をはじめとする現経営陣は買収に反発し、MBOを提案しているとしている。
報道を受け、対抗MBOの可能性などに対する思惑から買いが入っているようだ。
関連ニュース
日本株の最新ニュース
関連コンテンツ
