〔Market Flash〕不動産では投資や株主還元など資金使途に関心～野村

【9:45】不動産では投資や株主還元など資金使途に関心～野村 　野村証券では不動産セクターに関して、不動産売却で回収した資金の使途が、引き続き投資家の関心事になると考えている。将来の成長に向けた実物不動産への開発投資、「不動産保有リッチ会社」への株式投資への評価、株主還元の強化再開を期待する投資家の動きが予想されるとしている。野村では、22.3期もオフィス賃貸、住宅分譲の両事業の業績は堅調に推移すると予想しており、商業施設やホテル、リゾートなどの業績回復への期待が高まる局面もあるとみている。個別では、三井不動産<8801.T>と三菱地所<8802.T>を中心に、東急不動産<3289.T>や京阪神ビルディング<8818.T>などを推奨している。 【8:45】1月限SQ算出日、寄り前気配は上組、日立造、アドバンテが高い気配値 　きょうは1月限SQ算出日で気配は大きくかい離しており、寄り付き直前で大きく変動するため注意したい。 　主力株の寄り前気配では、上組<9364>22.42%、日立造<7004>14.19%、アドバンテ<6857>8.85%、京成<9009>8.26%、オリックス<8591>7.59%、ＩＨＩ<7013>7.46%、豊通商<8015>7.28%、第一生命<8750>7.15%などが高い気配値。 　一方、三和ＨＤ<5929>-4.53%、豊田織機<6201>-4.48%、ＴＢＳＨＤ<9401>-4.21%、ＨＯＹＡ<7741>-4.17%、野村不ＨＤ<3231>-3.97%、伊予銀<8385>-3.88%、協エクシオ<1951>-3.50%、スクエニＨＤ<9684>-3.31%などが安い気配値となっている。