前場コメント No.3 ドーン、ＤＥＬＴＡ－Ｐ、放電精密、任天堂、東エレク、しまむら
★9:07 ドーン－急騰 上期営業益12％増 クラウドサービス伸長
ドーン<2303.T>が急騰。同社は7日、21.5期上期（6-11月）の連結営業利益が1.2億円（前年同期比11.8％増）だったと発表した。
ライセンス売上の減少に加え、受託開発の納期が3Q（12-2月）以降に集中し、上期期間に納期が到来した案件が少なかったことから受託開発売上が減少した。一方、クラウドサービスの利用料収入が増加したことから、全体では増収となった。
ドーン<2303.T>が急騰。同社は7日、21.5期上期（6-11月）の連結営業利益が1.2億円（前年同期比11.8％増）だったと発表した。
ライセンス売上の減少に加え、受託開発の納期が3Q（12-2月）以降に集中し、上期期間に納期が到来した案件が少なかったことから受託開発売上が減少した。一方、クラウドサービスの利用料収入が増加したことから、全体では増収となった。
★9:07 デルタフライ－急騰 がん微小環境改善剤「DFP-17729」動物を用いた効果を確認
Ｄｅｌｔａ－Ｆｌｙ Ｐｈａｒｍａ<4598.T>が急騰。同社は7日、すい臓がん患者を対象とする第1/2相臨床試験を進めているがん微小環境改善剤「DFP-17729」について、ヒトのすい臓がん細胞を移植した動物を用いて、がん微小環境改善剤によってすい臓がん治療薬のティーエスワンの治療効果が高まることが確認されたと発表した。
アルカリ性の炭酸水素イオンの血中濃度が高まり、その結果、がん細胞周りの酸性環境が炭酸水素イオンによって中和されたことが確認された。同内容について、Biol.Pharma.Bull誌に論文が採択され、特集記事として選定された。
また、同論文に係る発明を全世界に特許出願し、日本で特許が成立したとしている。
Ｄｅｌｔａ－Ｆｌｙ Ｐｈａｒｍａ<4598.T>が急騰。同社は7日、すい臓がん患者を対象とする第1/2相臨床試験を進めているがん微小環境改善剤「DFP-17729」について、ヒトのすい臓がん細胞を移植した動物を用いて、がん微小環境改善剤によってすい臓がん治療薬のティーエスワンの治療効果が高まることが確認されたと発表した。
アルカリ性の炭酸水素イオンの血中濃度が高まり、その結果、がん細胞周りの酸性環境が炭酸水素イオンによって中和されたことが確認された。同内容について、Biol.Pharma.Bull誌に論文が採択され、特集記事として選定された。
また、同論文に係る発明を全世界に特許出願し、日本で特許が成立したとしている。
★9:08 放電精密加工研究所－急落 通期最終損益を下方修正 希望退職伴う特損1.5億円を計上
放電精密加工研究所<6469.T>が急落。同社は7日、21.2期通期の連結純損益予想を従来の8.9億円の赤字から10.4億円の赤字（前期は1.9億円の赤字）に引き下げると発表した。
希望退職者の募集に伴い発生する特別加算金などの特別退職金1.5億円を計上したことから、前回予想を下回る見通し。
21.2期3Q累計（3-11月）の連結純損益は5.5億円の赤字だった。なお、同社は前年同四半期の連結財務諸表を作成していないため、対前年同四半期増減率については記載していない。
放電精密加工研究所<6469.T>が急落。同社は7日、21.2期通期の連結純損益予想を従来の8.9億円の赤字から10.4億円の赤字（前期は1.9億円の赤字）に引き下げると発表した。
希望退職者の募集に伴い発生する特別加算金などの特別退職金1.5億円を計上したことから、前回予想を下回る見通し。
21.2期3Q累計（3-11月）の連結純損益は5.5億円の赤字だった。なお、同社は前年同四半期の連結財務諸表を作成していないため、対前年同四半期増減率については記載していない。
★9:13 任天堂－ＪＰモルガンが目標株価引き上げ パイプライン充実でサイクル後半にかけ業績アップサイド大きく
任天堂<7974.T>が続落。ＪＰモルガン証券では、パイプライン充実でサイクル後半にかけ業績アップサイド大きいと指摘。投資判断は「Overweight」を継続、目標株価を69000円から77000円に引き上げた。
短期的には調整リスクが残ると指摘。サイクルピークアウトに対する懸念を払拭するのは容易ではなく、バリュエーションの切り上がりは期待しにくいが、来期以降の業績アップサイドは依然大きいと見て、利食いは尚早と考えている。本決算までに来期の施策が発表される可能性は十分あるという。直近のマネジメントミーティングを踏まえ、Nintendo Switchは従来のサイクルとは異なり、サイクル後半にかけても充実したタイトルラインナップが期待されるとの見方を強めている。デジタル売上の拡大や新興市場でのプレゼンス拡大も貢献し、当面は増益基調を維持可能と考えている。
任天堂<7974.T>が続落。ＪＰモルガン証券では、パイプライン充実でサイクル後半にかけ業績アップサイド大きいと指摘。投資判断は「Overweight」を継続、目標株価を69000円から77000円に引き上げた。
短期的には調整リスクが残ると指摘。サイクルピークアウトに対する懸念を払拭するのは容易ではなく、バリュエーションの切り上がりは期待しにくいが、来期以降の業績アップサイドは依然大きいと見て、利食いは尚早と考えている。本決算までに来期の施策が発表される可能性は十分あるという。直近のマネジメントミーティングを踏まえ、Nintendo Switchは従来のサイクルとは異なり、サイクル後半にかけても充実したタイトルラインナップが期待されるとの見方を強めている。デジタル売上の拡大や新興市場でのプレゼンス拡大も貢献し、当面は増益基調を維持可能と考えている。
★9:14 東京エレクトロン－新高値 SOX指数3.9％高を好感 株価は上場来高値4万台乗せへ
東京エレクトロン<8035.T>が新高値。7日の米国市場でSOX指数が前日比3.86％高の2937.00まで上昇したことが材料視されているようだ。
これを受けて、半導体銘柄がしっかりの動き、同社ほか、レーザーテック<6920.T>も上場来高値13740円を更新し、14290円まで上昇する場面があった。アドバンテスト<6857.T>も大幅高となっている。
東京エレクトロン<8035.T>が新高値。7日の米国市場でSOX指数が前日比3.86％高の2937.00まで上昇したことが材料視されているようだ。
これを受けて、半導体銘柄がしっかりの動き、同社ほか、レーザーテック<6920.T>も上場来高値13740円を更新し、14290円まで上昇する場面があった。アドバンテスト<6857.T>も大幅高となっている。
★9:19 しまむら－三菱ＵＦＪＭＳが目標株価引き上げ 底堅い成長を続けられるかどうかが重要
しまむら<8227.T>が続伸。三菱ＵＦＪモルガンスタンレー証券では、業況改善一巡後も底堅い成長を続けられるかどうかが重要なテーマと指摘。レーティングは「Neutral」を継続、目標株価は9700円から10300円に引き上げた。
21/2期に入り1Qこそ新型コロナウイルス感染拡大の影響で苦戦を強いられたが、その後は消費者の需要変化に対応しつつ商品内容や販促の見直しを図ったことが奏効し業績改善が続いていると指摘。この先も消費者向けに浸透しつつある戦略商品の展開、効果的な広告宣伝への見直し、EC事業の展開などを通じて業績拡大を目指しているという。三菱ＵＦＪではこうした施策を継続することで、業況改善一巡後も堅調な業績を残し、改めて業績を安定成長軌道に乗せることが重要と考えている。
しまむら<8227.T>が続伸。三菱ＵＦＪモルガンスタンレー証券では、業況改善一巡後も底堅い成長を続けられるかどうかが重要なテーマと指摘。レーティングは「Neutral」を継続、目標株価は9700円から10300円に引き上げた。
21/2期に入り1Qこそ新型コロナウイルス感染拡大の影響で苦戦を強いられたが、その後は消費者の需要変化に対応しつつ商品内容や販促の見直しを図ったことが奏効し業績改善が続いていると指摘。この先も消費者向けに浸透しつつある戦略商品の展開、効果的な広告宣伝への見直し、EC事業の展開などを通じて業績拡大を目指しているという。三菱ＵＦＪではこうした施策を継続することで、業況改善一巡後も堅調な業績を残し、改めて業績を安定成長軌道に乗せることが重要と考えている。
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