前場コメント No.5 ベル２４、テセック、東海ソフト、シンバイオ、コマツ、ニューテック
★9:25 ベルシステム２４－三菱ＵＦＪＭＳが目標株価引き上げ スポットよりも構造的需要増を評価
ベルシステム２４ホールディングス<6183.T>が小幅高。三菱ＵＦＪモルガンスタンレー証券では、スポットよりも構造的需要増を評価。レーティングは「Overweight」を継続、目標株価は2000円から2300円に引き上げた。
コールセンター・BPO 市場拡大を追い風にした中長期利益成長を予想。スポットの増減にばかり注目が集まるが、構造的需要増を弊社では評価している。営業利益予想は21/2期120億円→125億円（前期比13％増）、22/2期125億円→129億円（同3％増）に増額修正。コロナ関連のスポット業務増額によるものという。一方で継続業務予想は減額するも、スポット業務繁忙により業務リソースを割かれている要素が大きいと指摘している。
ベルシステム２４ホールディングス<6183.T>が小幅高。三菱ＵＦＪモルガンスタンレー証券では、スポットよりも構造的需要増を評価。レーティングは「Overweight」を継続、目標株価は2000円から2300円に引き上げた。
コールセンター・BPO 市場拡大を追い風にした中長期利益成長を予想。スポットの増減にばかり注目が集まるが、構造的需要増を弊社では評価している。営業利益予想は21/2期120億円→125億円（前期比13％増）、22/2期125億円→129億円（同3％増）に増額修正。コロナ関連のスポット業務増額によるものという。一方で継続業務予想は減額するも、スポット業務繁忙により業務リソースを割かれている要素が大きいと指摘している。
★9:30 テセック－ストップ高買い気配 半導体不足報道を材料視か 内外テックも大幅高
テセック<6337.T>がストップ高買い気配。半導体不足に関連する報道が材料視されているようだ。10日付の日本経済新聞朝刊は、トヨタ自動車<7203.T>が半導体不足を受け、米国で大型ピックアップトラック「タンドラ」を減産する方針を明らかにしたと報じた。
同社は半導体用ハンドラ（選別装置）で国内上位。個別半導体用テスター（測定装置）は世界トップクラスであり、なおかつPBRは1月8日終値時点で1倍未満。半導体関連の好調により関連銘柄が大きく上昇するなかで、出遅れ銘柄として買いが入っている。東京エレクトロン<8035.T>が主力取引先である内外テック<3374.T>も高い。
テセック<6337.T>がストップ高買い気配。半導体不足に関連する報道が材料視されているようだ。10日付の日本経済新聞朝刊は、トヨタ自動車<7203.T>が半導体不足を受け、米国で大型ピックアップトラック「タンドラ」を減産する方針を明らかにしたと報じた。
同社は半導体用ハンドラ（選別装置）で国内上位。個別半導体用テスター（測定装置）は世界トップクラスであり、なおかつPBRは1月8日終値時点で1倍未満。半導体関連の好調により関連銘柄が大きく上昇するなかで、出遅れ銘柄として買いが入っている。東京エレクトロン<8035.T>が主力取引先である内外テック<3374.T>も高い。
★9:31 東海ソフト－急騰 上期営業益8％減も2Qは31％増
東海ソフト<4430.T>が急騰。同社は8日、21.5期上期（6-11月）の営業利益は2.5億円（前年同期比8.3％減）だったと発表した。
組込み関連事業において、車載関連開発、民生・産業機器関連開発ともにメーカーが開発投資を見直したことで売り上げに響いた。
なお、1Q（6-8月）の営業利益0.4億円に対し、2Q（9-11月）は2.1億円だったことから、株価は利益の伸びを好感して買われている。
東海ソフト<4430.T>が急騰。同社は8日、21.5期上期（6-11月）の営業利益は2.5億円（前年同期比8.3％減）だったと発表した。
組込み関連事業において、車載関連開発、民生・産業機器関連開発ともにメーカーが開発投資を見直したことで売り上げに響いた。
なお、1Q（6-8月）の営業利益0.4億円に対し、2Q（9-11月）は2.1億円だったことから、株価は利益の伸びを好感して買われている。
★9:32 シンバイオ－大幅続伸 トレアキシン液剤「RTD製剤」発売
シンバイオ製薬<4582.T>が大幅続伸。同社は12日9時5分、トレアキシン液剤「RTD製剤」を発売すると発表した。
RTD製剤は、従来のFD製剤と異なり手動による煩雑な溶解作業が不要なことから、医療関係者の負担を大幅に低減することにより大きな付加価値を提供できるとしている。
また、臨床試験を実施中の急速静注製剤「RI製剤」については、点滴投与時間が60分間（FD製剤およびRTD製剤）から10分間に短縮できるとしており、今年度中に承認申請を予定している。
シンバイオ製薬<4582.T>が大幅続伸。同社は12日9時5分、トレアキシン液剤「RTD製剤」を発売すると発表した。
RTD製剤は、従来のFD製剤と異なり手動による煩雑な溶解作業が不要なことから、医療関係者の負担を大幅に低減することにより大きな付加価値を提供できるとしている。
また、臨床試験を実施中の急速静注製剤「RI製剤」については、点滴投与時間が60分間（FD製剤およびRTD製剤）から10分間に短縮できるとしており、今年度中に承認申請を予定している。
★9:35 コマツ－みずほが目標株価引き上げ 競争環境の変化に注意したい
コマツ<6301.T>が反落。みずほ証券では、業績回復背景に底堅い株価推移続くも、競争環境の変化に注意したいと指摘。投資判断は「中立」を継続、目標株価は2400円→2850円に引き上げた。
景況感の改善に沿って、今後業績も改善に向かう公算と指摘。株価についても、バリュエーション面に特段割高感はなく、底堅い推移が続くと見込んでいる。但し、石炭鉱山向け需要の構造的な伸び悩み、中国競合企業の東南アジア市場等への進出、鉱山向け無人ダンプトラックシステムでの米系競合との競争激化、等中長期視点での不透明な材料は多いという。したがって、機械セクター内で大きくアウトパフォームするとは捉えていない。更なる評価向上には、地下掘り鉱山機械の本格拡販や、中国含む新興国市場でのシェア拡大、等が求められると言及している。
コマツ<6301.T>が反落。みずほ証券では、業績回復背景に底堅い株価推移続くも、競争環境の変化に注意したいと指摘。投資判断は「中立」を継続、目標株価は2400円→2850円に引き上げた。
景況感の改善に沿って、今後業績も改善に向かう公算と指摘。株価についても、バリュエーション面に特段割高感はなく、底堅い推移が続くと見込んでいる。但し、石炭鉱山向け需要の構造的な伸び悩み、中国競合企業の東南アジア市場等への進出、鉱山向け無人ダンプトラックシステムでの米系競合との競争激化、等中長期視点での不透明な材料は多いという。したがって、機械セクター内で大きくアウトパフォームするとは捉えていない。更なる評価向上には、地下掘り鉱山機械の本格拡販や、中国含む新興国市場でのシェア拡大、等が求められると言及している。
★9:42 ニューテック－大幅安 3Q累計営業益19％増 2Qからの伸び鈍化
ニューテック<6734.T>が大幅安。同社は8日、21.2期3Q累計（3-11月）の連結営業利益が2.4億円（前年同期比19.4％増）だったと発表した。
主力のRAIDおよびNAS製品について、2Q（6-8月）において小型サーバの大口案件の受注獲得が寄与した。四半期ベースでは3Q（9-11月）の連結営業利益は2800万円となり、2Qの同2.4億円から大幅に減少した。
ニューテック<6734.T>が大幅安。同社は8日、21.2期3Q累計（3-11月）の連結営業利益が2.4億円（前年同期比19.4％増）だったと発表した。
主力のRAIDおよびNAS製品について、2Q（6-8月）において小型サーバの大口案件の受注獲得が寄与した。四半期ベースでは3Q（9-11月）の連結営業利益は2800万円となり、2Qの同2.4億円から大幅に減少した。
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