前場コメント No.7 トランザクショ、郵船、ジェーソン、ルネサス、アルファクスFS、東海カ

2021/01/13(水) 11:38
★9:33  トランザクション-急騰 1Q営業益33%増 エコバッグ好調
 トランザクション<7818.T>が急騰。同社は12日、21.8期1Q(9-11月)の連結営業利益は8.9億円(前年同期比33.3%増)だったと発表した。

 オリジナル製品の主力カテゴリーであるエコバッグや、ウイルス感染対策製品などが引き続き好調に推移した。これらに共通するEC事業では、主力サイトである「MARKLESS STYLE」のリニューアルにより会員数が大幅に増加。既存顧客の利用率が拡大したことも寄与した。

★9:36  日本郵船-大幅高 バルチック海運指数の大幅上昇を好感
 日本郵船<9101.T>が大幅高。12日時点のバルチック海運指数が8日比で9.65%高の1761まで上昇していることが材料。

 4日の1374からは28.2%上昇しており、年明けから指数の上昇が加速している。商船三井<9104.T>、川崎汽船<9107.T>なども高い。

★9:56  ジェーソン-急落 通期営業益予想を上方修正も4Q減速を警戒
 ジェーソン<3080.T>が急落。同社は12日、21.2期通期の連結営業利益予想を従来の10.0億円から11.5億円(前期比54.0%増)に上方修正すると発表した。新型コロナウイルス感染症拡大の影響のなかで低価格戦略が奏功し、売り上げが想定を上回る見込みであることが寄与する。

 21.2期3Q累計(3-11月)の連結営業利益は11.2億円(前年同期比78.6%増)だった。外出自粛に伴う巣ごもり消費や在宅勤務などを要因に内食需要が高まり、日用品や食品が引き続き好調だった。

 通期予想は引き上げられたが、3Qの着地と見比べると4Q(12-2月)での上積みが限定的。保守的な見通しと受け止められ、株価は失望売りに押されている。

★9:57  ルネサス-新高値 自動車向け半導体不足を材料視
 ルネサスエレクトロニクス<6723.T>が新高値。年初来高値を更新している。自動車向けの半導体不足などが材料視されているようだ。

 今週に入り、トヨタ自動車<7203.T>を筆頭に、部品の供給が遅れから国内の各大手自動車メーカーが相次いで減産を明らかにしたと日本経済新聞が報じた。
 12日に半導体研磨装置大手のディスコ<6146.T>が3Q売り上げ速報を発表し、高い水準の出荷が確認できたことも支援材料に、車載マイコン大手の同社に買いが殺到している。

 半導体関連として、東京エレクトロン<8035.T>、アドバンテスト<6857.T>、レーザーテック<6920.T>なども高い。

★10:07  アルファクスFS-急騰 薬剤噴射型除菌AIロボットを2月に発売
 アルファクス・フード・システム<3814.T>が急騰。同社は13日10時に、薬剤噴射型除菌AIロボットを2月に発売すると発表した。

 2020年11月発売以来、ラインナップ化してきた自社製ロボットの1つである除菌ロボット(型式α4号)を利用用途にさらに適応させるため、常時薬剤を噴射できる除菌ロボットを改良製品化することとした。噴射する薬剤に関しては、利用企業の意向や販売店の意向に沿うようにするため、特定の薬剤に限定しないとしている。

★10:09  東海カーボン-大幅続伸 上値のフシは1555円レベルに~テクニカル分析
 東海カーボン<5301.T>が大幅続伸。マドを伴う寄り付きから上値を伸ばす展開となっている。昨年3月安値(666円)を起点に順調に下値を切り上げており、2019年前半のもみ合い水準に入っている。月足の一目均衡表では基準線は依然として下落基調にあることや、遅行スパンが実線に接するタイミング。現在は抵抗帯(雲)に入り込むも、上限水準は1555円レベルにある。


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