サンケン電気-底堅い 車載向けパワーモジュール スイス半導体大手と共同開発=日経産業
サンケン電気<6707.T>が底堅い。18日付の日経産業新聞は、同社がスイスの半導体大手であるSTマイクロエレクトロニクスと組み、大きな電流に対応する車載向けのパワーモジュールを開発すると報じた。
記事によれば、新たに開発するのは車載エアコンのコンプレッサーや、電動ポンプのインバーター向けのパワー半導体モジュールで、電圧は650ボルト、電流は50アンペアの電気の制御ができるという。
これらは車の電気を効率的に使うために必要な部品で、消費電力が大きいエアコン向けは需要が大きいことから、電気自動車(EV)向けなどの需要が伸びると判断し、2021年中にもサンプル提供を始めるとしている。
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