前場コメント No.7 ルネサス、ピアズ、ホンダ、ジャステック、サンケン電、スクロール
★10:15 ルネサスエレク－野村が目標株価引き上げ 21年は年間を通じて良好な事業環境を想定
ルネサスエレクトロニクス<6723.T>が堅調。野村証券では、21年は年間を通じて良好な事業環境を想定。投資評価は「Buy」を継続、目標株価は1220円から1500円に引き上げた。
4QのNon-GAAP営業利益の会社計画346億円に対して、野村では386億円を予想。12月の台湾企業の月次売上動向やST Microelectronicsが4Qの売上ガイダンスを上方修正したことから判断し、需要は従来想定よりも強いと見ている。業界全体では多くの製品で供給不足が指摘される中、8インチファウンドリの不足は少なくとも年前半は続く見通しで、生産委託コストの上昇が見込まれるものの、需給環境が良好なため、基本的には価格転嫁できるとみている。仮需が発生している懸念はあるものの、半導体搭載金額の上昇という需要の強さが背景にあり、年間を通して良好な需要が続くと見ている。
ルネサスエレクトロニクス<6723.T>が堅調。野村証券では、21年は年間を通じて良好な事業環境を想定。投資評価は「Buy」を継続、目標株価は1220円から1500円に引き上げた。
4QのNon-GAAP営業利益の会社計画346億円に対して、野村では386億円を予想。12月の台湾企業の月次売上動向やST Microelectronicsが4Qの売上ガイダンスを上方修正したことから判断し、需要は従来想定よりも強いと見ている。業界全体では多くの製品で供給不足が指摘される中、8インチファウンドリの不足は少なくとも年前半は続く見通しで、生産委託コストの上昇が見込まれるものの、需給環境が良好なため、基本的には価格転嫁できるとみている。仮需が発生している懸念はあるものの、半導体搭載金額の上昇という需要の強さが背景にあり、年間を通して良好な需要が続くと見ている。
★10:25 ピアズ－プラス転換 モバイルオーダー「ZEROレジ」 ほっかほっか亭600店舗導入
ピアズ<7066.T>がプラス転換。同社は18日10時、子会社ＺＥＲＯが提供するモバイルオーダー「ZEROレジ」について、ハークスレイ<7561.T>の展開する弁当「ほっかほっか亭」への導入店舗数が600店舗を突破したと発表した。
「モバイルオーダー」導入により、顧客は好きな弁当を事前に選び、指定の時間、指定の店舗に来店するだけで、待たずに商品を受け取ることができるという。
ほっかほっか亭の「モバイルオーダー」は、事前決済だけではなく店頭での支払いも可能で、楽天ポイントと連携していることから、「モバイルオーダー」でも楽天ポイントを貯められるとしている。
ピアズ<7066.T>がプラス転換。同社は18日10時、子会社ＺＥＲＯが提供するモバイルオーダー「ZEROレジ」について、ハークスレイ<7561.T>の展開する弁当「ほっかほっか亭」への導入店舗数が600店舗を突破したと発表した。
「モバイルオーダー」導入により、顧客は好きな弁当を事前に選び、指定の時間、指定の店舗に来店するだけで、待たずに商品を受け取ることができるという。
ほっかほっか亭の「モバイルオーダー」は、事前決済だけではなく店頭での支払いも可能で、楽天ポイントと連携していることから、「モバイルオーダー」でも楽天ポイントを貯められるとしている。
★10:29 ホンダ－三菱ＵＦＪＭＳが「Neutral」で再開 半導体不足の業績影響が不透明
ホンダ<7267.T>が軟調。三菱ＵＦＪモルガンスタンレー証券では、半導体不足の業績影響が不透明と指摘。レーティングは「Neutral」で再開、目標株価は3400円に設定した。
コスト抑制に主眼を置いた経営改革が成果を上げ始めたこと、高収益率を誇る二輪車事業の成長性、中期的な航空機関連事業の損益改善（20/3 期営業赤字－422 億円）等に注目しているとしながらも、半導体不足による四輪車の減産規模や期間、挽回に向けた増産が可能になる時期がはっきりせず、当面の業績への影響が依然不透明であるという。なお、半導体不足に伴うグループ販売台数（中国を含む）への影響を30万台（うち21/3期12万台、22/3期18 万台）と想定し、当期利益への悪影響を21/3期330億円、22/3期480億円と予想している。
ホンダ<7267.T>が軟調。三菱ＵＦＪモルガンスタンレー証券では、半導体不足の業績影響が不透明と指摘。レーティングは「Neutral」で再開、目標株価は3400円に設定した。
コスト抑制に主眼を置いた経営改革が成果を上げ始めたこと、高収益率を誇る二輪車事業の成長性、中期的な航空機関連事業の損益改善（20/3 期営業赤字－422 億円）等に注目しているとしながらも、半導体不足による四輪車の減産規模や期間、挽回に向けた増産が可能になる時期がはっきりせず、当面の業績への影響が依然不透明であるという。なお、半導体不足に伴うグループ販売台数（中国を含む）への影響を30万台（うち21/3期12万台、22/3期18 万台）と想定し、当期利益への悪影響を21/3期330億円、22/3期480億円と予想している。
★10:35 ジャステック－大幅安 今期営業益3％増見込む 受注残減少で上期は28％減へ
ジャステック<9717.T>が大幅安。同社は15日、21.11期通期の連結営業利益予想を21.3億円（前期比3.0％増）だと発表した。21.11期上期（12-5月）予想は同9.5億円（前年同期比27.5％減）とした。
20.11期末の受注残高が減少したことから、21.11期上期においては減収・減益が見込まれるものの、通期においては増収・増益を見込んでいる。
20.11期通期の連結営業利益は20.7億円（前の期比3.4％減）だった。一部取引先の開発時期延伸および対面での営業自粛を避けられなかったこと、一部に不採算案件が発生したことが響いた。
なお、株価は新型コロナの影響が長期化することを懸念した売りが優勢となっている。
ジャステック<9717.T>が大幅安。同社は15日、21.11期通期の連結営業利益予想を21.3億円（前期比3.0％増）だと発表した。21.11期上期（12-5月）予想は同9.5億円（前年同期比27.5％減）とした。
20.11期末の受注残高が減少したことから、21.11期上期においては減収・減益が見込まれるものの、通期においては増収・増益を見込んでいる。
20.11期通期の連結営業利益は20.7億円（前の期比3.4％減）だった。一部取引先の開発時期延伸および対面での営業自粛を避けられなかったこと、一部に不採算案件が発生したことが響いた。
なお、株価は新型コロナの影響が長期化することを懸念した売りが優勢となっている。
★10:39 サンケン電気－底堅い 車載向けパワーモジュール スイス半導体大手と共同開発＝日経産業
サンケン電気<6707.T>が底堅い。18日付の日経産業新聞は、同社がスイスの半導体大手であるＳＴマイクロエレクトロニクスと組み、大きな電流に対応する車載向けのパワーモジュールを開発すると報じた。
記事によれば、新たに開発するのは車載エアコンのコンプレッサーや、電動ポンプのインバーター向けのパワー半導体モジュールで、電圧は650ボルト、電流は50アンペアの電気の制御ができるという。
これらは車の電気を効率的に使うために必要な部品で、消費電力が大きいエアコン向けは需要が大きいことから、電気自動車（EV）向けなどの需要が伸びると判断し、2021年中にもサンプル提供を始めるとしている。
サンケン電気<6707.T>が底堅い。18日付の日経産業新聞は、同社がスイスの半導体大手であるＳＴマイクロエレクトロニクスと組み、大きな電流に対応する車載向けのパワーモジュールを開発すると報じた。
記事によれば、新たに開発するのは車載エアコンのコンプレッサーや、電動ポンプのインバーター向けのパワー半導体モジュールで、電圧は650ボルト、電流は50アンペアの電気の制御ができるという。
これらは車の電気を効率的に使うために必要な部品で、消費電力が大きいエアコン向けは需要が大きいことから、電気自動車（EV）向けなどの需要が伸びると判断し、2021年中にもサンプル提供を始めるとしている。
★10:51 スクロール－続伸 12月次売上高21％増 11月は12％増
スクロール<8005.T>が続伸。同社は15日、2020年12月次売上高が75.6億円（前年同月比21.2％増）になったと発表した。11月は12.0％増。3カ月連続で前年同月を上回った。
スクロール<8005.T>が続伸。同社は15日、2020年12月次売上高が75.6億円（前年同月比21.2％増）になったと発表した。11月は12.0％増。3カ月連続で前年同月を上回った。
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