三菱ケミカルHD-大幅高 マルカサイド加工生地の新型コロナウイルスに対する不活化効果を確認
三菱ケミカルホールディングス<4188.T>が大幅高。同社傘下の三菱ケミカルは20日、グループ会社の大阪化成、および北里研究所と、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の不活化評価に関する共同研究において、大阪化成が製造・販売を行う「マルカサイドAV」で抗ウイルス加工を施した生地に対する、SARS-CoV-2を用いた抗ウイルス試験を実施し、対象布がSARS-CoV-2に対して短時間(1分間または10分間)で不活化効果があることを確認したと発表した。
引き続き、3者間での共同研究を進め、医療機関で使用される防護服や白衣、カーテンなどへの用途展開を図るとしている。
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