前場コメント No.5 フィンテック、JTOWER、ナガワ、しまむら、アルー、ルネサス

2021/01/26(火) 11:35
★9:35  フィンテック-高い 2月1日付けで東証2部に市場変更
 フィンテック グローバル<8789.T>が高い。同社は25日に、マザーズ上場会社による上場市場選択において、東証2部への市場変更を選択し、東京証券取引所から2月1日付けでの市場変更が決定したことが公表されたと発表した。

 現在の市場区分を2022年4月にスタンダード市場・プライム市場・グロース市場の3つの市場区分に見直す予定であることが東京証券取引所から公表されたことから、この新市場区分への移行を見据えて、今回の上場市場選択を行うとしている。

★9:42  JTOWER-大和が新規に「2(アウトパフォーム)」 タワー事業本格化前に長期展望を整理
 JTOWER<4485.T>が続落。大和証券では、タワー事業本格化前に長期展望を整理と指摘。投資判断は新規に「2(アウトパフォーム)」とし、目標株価は13590円に設定した。

 大和では26/3期EBITDAを20/3期に対して15.3倍にあたる113億円と予想。予想6期の成長牽引役は、前半が4Gでの国内IBS、後半はルーラルエリアでのタワー事業を想定。併せて中期では、都心部における基地局シェアリングに期待。大和予想のアップサイドとしては、海外 M&Aによる新展開、大手キャリアのカーブアウト姿勢積極化、ローカル5Gの本格化等も考えうるとしている。一方、26/3期末での保有基地局数の国内市場シェア1%程度に留まると予想。そのため既に基地局シェアが高い欧米に比べ、26/3期末時点でも高成長期待は続くと考えている。

★9:43  ナガワ-急騰 通期営業益を上方修正 3Q累計は25%増
 ナガワ<9663.T>が急騰。同社は25日、21.3期通期の連結営業利益予想を従来の36.0億円から45.0億円(前期比27.3%増)に引き上げると発表した。

 新型コロナウィルス感染症に伴う事業活動および業績への影響はあるものの、ユニットハウス事業の販売およびレンタルは当初想定していた影響がほぼなく、販売およびレンタルが好調に推移していることから、前回予想を上回る見通し。

 21.3期3Q累計(4-12月)の連結営業利益は32.2億円(前年同期比25.1%増)だった。

★9:43  ナガワ-急騰 株主優待制度を拡充
 ナガワ<9663.T>が急騰。同社は25日、株主優待制度を拡充すると発表した。従来、3月末時点で同社株を100株以上保有する株主を対象に保有株数および保有期間に応じて3000円~1万5000円分のQUOカードを贈呈していたが、同1万円~5万円分に増額する。

★9:48  しまむら-続落 1月次既存店売上高8%増 12月は11%増
 しまむら<8227.T>が続落。同社は25日、1月次(12月21日-1月20日)売上高について、既存店売上高が前年同月比7.6%増、全店売上高が同7.5%増だったと発表した。12月はそれぞれ11.3%増、11.4%増だった。客数は同4.1%増、客単価は3.3%上昇した。

 年末以降の強い冷え込みで、肌着やインテリアなど実用品を中心に冬物商品が良好に推移した。なお、株価は伸び鈍化を懸念した売りが優勢となっている。

★9:55  アルー-大幅高 管理職対象としたeラーニングコンテンツリリース
 アルー<7043.T>が大幅高。同社は25日、管理職を対象としたeラーニングコンテンツをリリースしたと発表した。テーマごとに受講できるeラーニングの形式で、管理職向けのカリキュラムを用意したとしている。

★9:58  ルネサス-続伸 TSMCが半導体再値上げ検討との報道を材料視か
 ルネサスエレクトロニクス<6723.T>が続伸。世界的な半導体の不足を受け、台湾TSMCなどが半導体の再値上げを検討していると報じられたことが材料視されているもよう。

 26日付の日本経済新聞朝刊によれば、検討されているのは車載用が中心で、最大で15%を検討しているという。昨秋から値上げを一部で実施してきたが、再度の値上げ要求に踏み切るとしている。

 同社はすでに半導体を1~2割値上げすると伝わっているが、さらなる値上げも想定されることから、同社の収益拡大を期待した買いが集まっているようだ。半導体関連として東京エレクトロン<8035.T>も高い。


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