NEC-底堅い 台湾交通部中央気象局へ海底ケーブル式地震津波観測システム納入
NEC<6701.T>が底堅い。同社は26日に、台湾交通部中央気象局へ、海底ケーブル式地震津波観測システムを納入したと発表した。
今回納入されたシステムは主として台湾東部の宜蘭沖から屏東県枋山にいたる海域での地震および津波の観測を目的としており、海底ケーブルの長さは620キロメートル、最深部の設置深度は水深5800メートルという。
台湾交通部中央気象局によると、このシステムの導入により台湾の東部海域で地震が発生した場合、実際の揺れを感じる10秒以上前に緊急警報を発出することができ、また沿岸地域に津波が到達する20~30分前に津波警報を発出することができるようになるとしている。
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