前場コメント No.5 ソニー、サンケン電、JR東日本、ぐるなび、ワールド、エムケイシステム
★9:14 ソニー-MSMUFGが目標株価引き上げ 21年度増益コンビクションに議論を残した
ソニー<6758.T>が大幅続伸。モルガン・スタンレーMUFG証券では、大幅上方修正ながら21年度増益コンビクションに議論を残したと指摘。投資判断は「Equal-weight」を継続、目標株価は8400円から9500円に引き上げた。
3Q実績はポジティブサプライズと指摘。業績予想を変更している。20年度営業利益を7477億円から9409億円に変更。21年度は7794→8528億円と上方修正ながら、20→21年度は減益予想に変わっている。中長期的に各事業の経営力の強化により、20年度を上回る利益成長を会社は想定しているものの、21年度のコンビクションは高くない印象を受けたという。投資判断EWにこだわる理由は、OPMの上昇確度が今後2年間において高くないことと指摘。グローバル競合のデジタルエンタテインメント企業に遜色ない収益性を有するのは音楽分野に限定されており、引き続きG&NS等のOPM改善に注目したいとコメントしている。
ソニー<6758.T>が大幅続伸。モルガン・スタンレーMUFG証券では、大幅上方修正ながら21年度増益コンビクションに議論を残したと指摘。投資判断は「Equal-weight」を継続、目標株価は8400円から9500円に引き上げた。
3Q実績はポジティブサプライズと指摘。業績予想を変更している。20年度営業利益を7477億円から9409億円に変更。21年度は7794→8528億円と上方修正ながら、20→21年度は減益予想に変わっている。中長期的に各事業の経営力の強化により、20年度を上回る利益成長を会社は想定しているものの、21年度のコンビクションは高くない印象を受けたという。投資判断EWにこだわる理由は、OPMの上昇確度が今後2年間において高くないことと指摘。グローバル競合のデジタルエンタテインメント企業に遜色ない収益性を有するのは音楽分野に限定されており、引き続きG&NS等のOPM改善に注目したいとコメントしている。
★9:14 サンケン電気-4日ぶり反落 通期営業損益を下方修正 3Q累計は38億円の営業赤字
サンケン電気<6707.T>が4日ぶり反落。同社は3日、21.3期通期の連結営業損益予想を従来の6.0億円の黒字から29.0億円の赤字(前期は43.1億円の黒字)に引き下げると発表した。
米国子会社AMIのNasdaq上場に伴うIPO関連費用として51.3億円を営業費用に計上したこと、および借入資金の繰上返済に係る費用9.6億円を営業外費用に計上したことなどから、前回予想を下回る見通し。
21.3期3Q累計(4-12月)の連結営業損益は38.3億円の赤字(前年同期は19.3億円の黒字)だった。
サンケン電気<6707.T>が4日ぶり反落。同社は3日、21.3期通期の連結営業損益予想を従来の6.0億円の黒字から29.0億円の赤字(前期は43.1億円の黒字)に引き下げると発表した。
米国子会社AMIのNasdaq上場に伴うIPO関連費用として51.3億円を営業費用に計上したこと、および借入資金の繰上返済に係る費用9.6億円を営業外費用に計上したことなどから、前回予想を下回る見通し。
21.3期3Q累計(4-12月)の連結営業損益は38.3億円の赤字(前年同期は19.3億円の黒字)だった。
★9:14 JR東日本-みずほが目標株価引き上げ 現行株価に割安感は乏しいとの見方を継続
東日本旅客鉄道<9020.T>が続伸。みずほ証券では、現行株価に割安感は乏しいとの見方を継続。投資判断は「中立」を継続、目標株価は6800円→7400円に引き上げた。
22/3期、23/3期のみずほ予想を増額修正しているが、旅客収入がコロナ前(19/3期)の8-9割程度の回復は株価に織り込み済みと考えている。26/3期の運輸事業の売上高および営業利益は、20/3期と同水準が目標値として掲げられており、自助努力によるコスト削減はさほど見込まれていないように見えるという。今後、鉄道の変動料金制導入等の施策により、アフターコロナの需要に見合ったコスト削減が進むことに期待している。
東日本旅客鉄道<9020.T>が続伸。みずほ証券では、現行株価に割安感は乏しいとの見方を継続。投資判断は「中立」を継続、目標株価は6800円→7400円に引き上げた。
22/3期、23/3期のみずほ予想を増額修正しているが、旅客収入がコロナ前(19/3期)の8-9割程度の回復は株価に織り込み済みと考えている。26/3期の運輸事業の売上高および営業利益は、20/3期と同水準が目標値として掲げられており、自助努力によるコスト削減はさほど見込まれていないように見えるという。今後、鉄道の変動料金制導入等の施策により、アフターコロナの需要に見合ったコスト削減が進むことに期待している。
★9:15 ぐるなび-もみ合い 3Q累計営業赤字63億円 通期売上高を下方修正
ぐるなび<2440.T>がもみ合い。同社は3日、21.3期3Q累計(4-12月)の連結営業損益は62.5億円の赤字(前年同期は14.0億円の黒字)だったと発表した。
る飲食店の経営継続支援を目的とし加盟飲食店に対する請求金額減免・休会措置を実施したことなどが響いた。3Q(10-12月)はGo To Eatキャンペーン効果からスポット型サービスが大きく伸長したが、全体では低調だった。
また、21.3期通期の連結売上高予想について、従来の178億円から158億円(前期比48.9%減)に引き下げた。緊急事態宣言の再発令から、前回予想を下回る見通し。
ぐるなび<2440.T>がもみ合い。同社は3日、21.3期3Q累計(4-12月)の連結営業損益は62.5億円の赤字(前年同期は14.0億円の黒字)だったと発表した。
る飲食店の経営継続支援を目的とし加盟飲食店に対する請求金額減免・休会措置を実施したことなどが響いた。3Q(10-12月)はGo To Eatキャンペーン効果からスポット型サービスが大きく伸長したが、全体では低調だった。
また、21.3期通期の連結売上高予想について、従来の178億円から158億円(前期比48.9%減)に引き下げた。緊急事態宣言の再発令から、前回予想を下回る見通し。
★9:15 ワールド-急落 通期最終損益を下方修正 期末配当予想は無配に
ワールド<3612.T>が急落。同社は3日、21.3期通期の連結純損益予想(IFRS)を従来の60.5億円の赤字から175.0億円の赤字(前期は80.8億円の黒字)に引き下げると発表した。
都心部の駅ビルや百貨店を中心に回復が緩慢で売り上げが前年を大きく下回った。同日発表した構造改革の追加実施のための費用として、4Q(1-3月)を中心に益76億円の構造改革費用を計上する見込みであることから、前回予想を下回る見通し。
21.3期3Q累計(4-12月)の連結純損益は78.2億円の赤字(前年同期は118.9億円の黒字)だった。
また、21.3期の期末配当予想を59円から0円(前期は25円)に修正すると発表した。なお、年間配当は0円(前期は53円)となる。
ワールド<3612.T>が急落。同社は3日、21.3期通期の連結純損益予想(IFRS)を従来の60.5億円の赤字から175.0億円の赤字(前期は80.8億円の黒字)に引き下げると発表した。
都心部の駅ビルや百貨店を中心に回復が緩慢で売り上げが前年を大きく下回った。同日発表した構造改革の追加実施のための費用として、4Q(1-3月)を中心に益76億円の構造改革費用を計上する見込みであることから、前回予想を下回る見通し。
21.3期3Q累計(4-12月)の連結純損益は78.2億円の赤字(前年同期は118.9億円の黒字)だった。
また、21.3期の期末配当予想を59円から0円(前期は25円)に修正すると発表した。なお、年間配当は0円(前期は53円)となる。
★9:16 エムケイシステム-急落 通期営業益を下方修正 3Q累計は35%減
エムケイシステム<3910.T>が急落。同社は3日、21.3期通期の連結営業利益予想を従来の3.2億円から2.0億円(前期比35.4%減)に引き下げると発表した。
新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴う影響により、営業活動が制限されたことで受注が伸び悩み、社労夢事業とCuBe事業の両事業において、前回予想を下回る見込み。
21.3期3Q累計(4-12月)の連結営業利益は1.3億円(前年同期比35.4%減)だった。
エムケイシステム<3910.T>が急落。同社は3日、21.3期通期の連結営業利益予想を従来の3.2億円から2.0億円(前期比35.4%減)に引き下げると発表した。
新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴う影響により、営業活動が制限されたことで受注が伸び悩み、社労夢事業とCuBe事業の両事業において、前回予想を下回る見込み。
21.3期3Q累計(4-12月)の連結営業利益は1.3億円(前年同期比35.4%減)だった。
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