前場コメント No.3 KaizenPF、エネチェンジ、パーソルHD、オープンハウス、リビンT、新電工

2021/02/15(月) 11:32
★9:12  カイゼンPF-急騰 今期営業益6.8倍増見込む 前期は計画上振れ着地
 Kaizen Platform<4170.T>が急騰。同社は12日に、21.12期通期の連結営業利益予想は1億6000万円(前期比6.8倍)と発表した。

 DX市場のニーズを適切に捉え、動画制作で新規クライアント数を拡大しながら、その動画をWebサイトや広告、営業、販促などで活用するためのSaaSやBPOサービスを提供することで、UX・動画・DX各ソリューションのクロスセルによる取引単価の向上を目指すとしている。

 20.12期通期の連結営業損益は2300万円の黒字(前の期は1億6200万円の赤字)だった。通期の会社計画は200万円の黒字だったので着地は上振れた。サイトソリューション事業において、クライアントのDX推進のニーズを的確に捉え、前回発表時点の想定よりも順調に新規クライアントの獲得および既存クライアントの継続が進ちょくしたことが寄与した。

★9:13  ENECHANGE-急騰 1株を2株に分割 基準日は3月31日
 ENECHANGE<4169.T>が急騰。同社は12日、株式分割を行うと発表した。3月31日を基準日として普通株式を1株につき2株の割合で分割する。

★9:13  ENECHANGE-急騰 今期売上高34%増見込む 前期は営業黒字転換
 ENECHANGE<4169.T>が急騰。同社は12日、21.12期通期の連結売上高予想は23.0億円(前期比34.3%増)と発表した。

 ストック型の収益を重視する事業展開を行うとともに、積極的な成長投資を通じた「顧客数の最大化」と「継続的なサービスラインナップの拡充による顧客提供価値の増大によるARPU(1契約あたりの平均売上金額)の向上」に取り組むことで、前期比で30%以上の売上高成長を目指す。

 20.12期通期の連結売上高は17.1億円(前の期比35.1%増)だった。エネルギープラットフォーム事業において、パートナー企業数の拡大に伴い家庭・法人共に切替件数が堅調に推移したことなどが寄与した。20.12期通期の連結営業利益は0.5億円の黒字(前の期は3.2億円の赤字)だった。

★9:13  パーソルHD-大幅反発 3Q累計営業益22%減も悪材料出尽くし
 パーソルホールディングス<2181.T>が大幅反発。同社は12日、21.3期3Q累計(4-12月)の連結営業利益は223億円(前年同期比21.5%減)だったと発表した。通期計画に対する進ちょく率は89.2%。

 新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、主に正社員の中途採用活動を支援する人材紹介事業であるCareer SBUで売上高が大きく減少したことや、「an」事業の終了による減収などが響いた。

 なお、人材関連の厳しい事業環境は織り込み済みとの見方もあり、株価は悪材料出尽くしで買い向かっている。

★9:15  オープンハウス-底堅い 通期経常益予想を上方修正 1Qは47%増
 オープンハウス<3288.T>が底堅い。同社は12日、21.9期通期の連結経常利益予想を従来の700億円から825億円(前期比6.6%増)に、年間配当予想を88円から100円(前期は80円)に上方修正すると発表した。従来予想の9.5%減から一転増益を見込む。

 プレサンスコーポレーション<3254.T>を連結子会社化したことで、プレサンスの9カ月分(2021年1月1日~2021年9月30日)の業績を算入するとともに、足元の好調な事業進ちょくを反映した。

 21.9期1Q(10-12月)の連結経常利益は206億円(前年同期比47.0%増)だった。主として新型コロナウイルス感染症の拡大を受けた生活様式の変化を受け、戸建て販売が好調に推移したことが寄与した。

★9:16  リビンテクノロジーズ-急落 1Q営業益14%減 投資費用響く
 リビン・テクノロジーズ<4445.T>が急落。同社は12日、21.9期1Q(10-12月)の営業利益は1800万円(前年同期比13.7%減)だったと発表した。同営業収益は6億6100万円(同42.5%増)だった。リビンマッチの売り上げが堅調だったものの、人材採用やブランディングなどへの投資費用が響いた。

★9:16  新光電工-三菱UFJMSが目標株価引き上げ FC-PKG基板は「稼げる事業」に変貌
 新光電気工業<6967.T>が続伸。三菱UFJモルガンスタンレー証券では、FC-PKG基板は「稼げる事業」に変貌と指摘。レーティングは「Overweight」を継続、目標株価は2050円から3600円に引き上げた。

 営業利益予想は21/3期を旧予想比55億円増の210億円へ、22/3期を同100億円増の290億円へ、23/3期を同140億円増の385 億円へ変更。リードフレーム、静電チャック等の需要前提を引き上げ、FC-PKG基板は収益性向上を織り込んだ。エクイティストーリーは、次世代FC-PKG基板の拡大に伴う業績成長とし、中期的な業績拡大局面に入ったと考えている。


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