後場コメント No.3 日電硝、ソフトバンクG、しまむら、イメージワン、サノヤスHD、さくら

2021/02/25(木) 15:04
★13:14  日本電気硝子-後場上げ幅拡大 世界初 無色透明のゼロ膨張結晶化ガラス「セラピュア」開発
 日本電気硝子<5214.T>が後場上げ幅拡大。同社は25日13時に、世界で初めて無色透明かつ熱膨張係数がゼロの結晶化ガラスの開発に成功し、サンプルの供給を開始すると発表した。

 この新しい結晶化ガラスは、ゼロ膨張、高い耐熱衝撃性と耐熱性、ヒ素などの有害物質を含まないといった従来の結晶化ガラス同様の優れた特性を維持しつつ、無色透明という新たな付加価値を実現している。これにより、調理器用トッププレートにおいて、これまでに実現しえなかった白や淡色の印刷をより鮮やかに発色させることが可能になり。

★13:18  ソフトバンクG-大幅高 同社出資のロボット会社上場へ SPACと27億ドル規模の合併で合意
 ソフトバンクグループ<9984.T>が大幅高。同社が出資するロボット開発会社バークシャー・グレイは24日、特別買収目的会社(SPAC)のレボリューション・アクセラレーション・アクイジションと27億ドル規模の合併を通じて上場することで合意したと発表した。

 25日12時22分に配信されたロイターの記事によれば、新型コロナウイルス流行に伴うインターネット販売の需要増加を追い風に成長を目指すバークシャー・グレイはこれにより、約4億1300万ドルの現金を調達する見通し。統合手続き完了後にナスダックに上場するとしている。

★13:22  しまむら-4日ぶり反発 1月次既存店売上高2%増 全店は2%増
 しまむら<8227.T>が4日ぶり反発。同社は24日、2月次(1月21日-2月20日)売上高について、既存店売上高が前年同月比2.2%増、全店売上高が同2.1%増だったと発表した。1月はそれぞれ7.6%増、7.5%増だった。客数は同2.7%減、客単価は4.9%上昇した。

 月度中旬以降の気温上昇で、婦人のカジュアルシャツやカーディガンなどの春物が売上を伸ばし、ベビー服では春物に加えて前倒し投入した夏物が好調だった。

★13:30  イメージワン-後場急騰 自治体や企業向けPCR検査システム=日経
 イメージ ワン<2667.T>が後場急騰。日本経済新聞電子版は25日13時19分、同社が3月、自治体や企業向けに新型コロナウイルス感染症のPCR検査システムを発売すると報じた。

 記事によれば、唾液から新型コロナ感染の有無を判定する分析装置など機器のほか、受検者の個人情報や検査結果などのデータを一元管理するシステムを組み合わせたもよう。1日1000人の検査が可能で、価格は約6000万円。住民向けの検査体制を迅速に立ち上げたい自治体などの需要を取り込むとしている。

★13:30  サノヤスHD-後場プラス転換 通期最終損益予想を上方修正 赤字幅が縮小
 サノヤスホールディングス<7022.T>が後場プラス転換。同社は25日13時、21.3期通期の連結純損益予想を従来の63.0億円の赤字から34.0億円の赤字(前期は22.1億円の赤字)に上方修正すると発表した。保有する非上場有価証券を1銘柄売却することで、投資有価証券売却益を計上することが寄与する。

 21.3期通期の連結営業損益予想は従来の40.0の赤字から59.0億円の赤字(前期は17.8億円の赤字)に下方修正した。造船事業において2月に4隻の新規受注を内定したことにより、追加引き当てしたものも含めて受注工事損失引当金を19億円計上することが響く。
 
 なお、株価は最終赤字の改善見通しを好感し、買いが優勢となっている。

★13:38  さくらインターネット-反発 ディープラーニングで衛星画像の差分を自動抽出するツールの無料提供を開始
 さくらインターネット<3778.T>が反発。同社は25日13時、衛星データプラットフォーム「Tellus(テルース)」で、2枚の衛星画像から街や建物の変化を自動抽出する「差分抽出ツール/Tellus-DEUCE(テルース デュース)」プロトタイプの無料提供を開始したと発表した。

 同ツールは、同社が開発を取りまとめ、AIの社会実装を手がけるABEJA(東京都港区)がアルゴリズムを実装したものだとしている。


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