前場コメント No.3 フォスタ電、タカショー、荏原実業、シダックス、パナソニック、ジェイリース

2021/02/26(金) 11:30
★9:07  フォスター電機-3日続落 立会外買付で50万株の自己株取得へ 割合2.19%
 フォスター電機<6794.T>が3日続落。同社は25日、50万株・6億3750万円を上限に自己株取得枠を設定すると発表した。株への利益還元を通して資本効率の向上を図るため。上限株数を取得した場合の自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は2.19%。

 具体的な取得方法として、26日8時45分の自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)により、1275円で買い付けの委託を行うとしている。

 なお、株価は買いが先行したものの、軟調な地合いを受けて売りに押されている。

★9:08  タカショー-3日続落 21.1期最終益予想を上方修正も地合いに連れ安
 タカショー<7590.T>が3日続落。同社は25日、21.1期通期の連結純利益予想を従来の7.7億円から9.5億円(前の期比4.7倍)に、21.1期末配当予想を16円から20円(前の期は10円)に引き上げると発表した。

 外貨建て取引における為替差額が見込みより増加することや、海外子会社の清算結了に伴う調整勘定の取り崩し益を特別利益として計上することが寄与する。営業利益予想については在庫の評価減などにより小幅に見通しを引き下げた。

 なお、株価は買いが先行したものの、軟調な地合いを受けて売りに押されている。


★9:08  荏原実業-6日続落 AI制御搭載の新蓄電池を発売
 荏原実業<6328.T>が6日続落。同社は25日、子会社の荏原実業パワーがAI制御を搭載した新しい蓄電池「EJ1-HB 蓄電システム」を発売すると発表した。

 東京電力ホールディングス<9501.T>傘下のエナジーゲートウェイが提供する「蓄電池 AI 最適制御システム」を国内で初めて搭載しており、独自のアルゴリズムによって家庭ごとの最適な充放電制御を可能にするとしている。

 なお、株価は軟調な地合いに連れ安している。

★9:09  シダックス-4日ぶり反落 株主優待制度を一部変更
 シダックス<4837.T>が4日ぶり反落。同社は25日、株主優待制度を一部変更すると発表した。従来自社グループ商品を贈呈していたところを自社商品割引券に変更する。21年3月末時点の株主を対象に適用する。

★9:09  パナソニック-反落 未定だった期末配当予想は10円 年間配当予想は10円減配
 パナソニック<6752.T>が反落。同社は25日、未定としていた21.3期の期末配当予想を10円(前期は15円)に修正すると発表した。なお、年間配当予想は20円(前期は30円)となる。

★9:10  ジェイリース-底堅い 不動産テックのGMO ReTechと業務提携
 ジェイリース<7187.T>が底堅い。同社は25日、GMOインターネット<9449.T>傘下で不動産テックを手がけるGMO ReTechと業務提携すると発表した。

 GMO ReTechは、AIを駆使した賃貸オーナー・入居者向けのアプリケーションプラットフォーム「GMO 賃貸 DX」を展開しており、今回の業務提携を通じて両社の取引先を相互紹介することで、充実したサービス提供と既存取引先の深耕を図るとしている。


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