前場コメント No.7 三共興、明電舎、ソフトバンクG、スズキ、日通、サンバイオ

2021/02/26(金) 11:30
★10:22  三共生興-大幅高 シティインデックスイレブンスが大株主に浮上 保有割合は5.01%
 三共生興<8018.T>が大幅高。同社株について、旧村上ファンド系とされるシティインデックスイレブンスが大株主に浮上した。2月25日受付分の大量保有報告書(5%ルール)で判明した。保有割合は5.01%。

★10:22  明電舎-続伸 通期営業益を上方修正 産業システム分野が改善
 明電舎<6508.T>が続伸。同社は25日、21.3期通期の連結営業利益予想を従来の70.0億円から77.0億円(前期比39.5%減)に引き上げると発表した。

 産業システム分野の売り上げが想定より改善する見込みから、前回予想を上回る見通し。

★10:28  SBG-シティが目標株価引き上げ 収益が急回復、強気の想定も上回ったと指摘
 SBG<9984.T>が反落。シティグループ証券では、収益が急回復、強気の想定も上回ったと指摘。投資判断は「買い」を継続、目標株価11000円→13000円に変更した。

 Q3決算を踏まえ、業績予想を修正。21年3月期は営業利益4.35兆円→5.24兆円、EPS1464円→1974円(コンセンサス9242億円/893円)と予想。過剰流動性を背景に資金化オプションは豊富で、拡大する資産価格と負債削減、自社株買い拡大余地などがあるという。ディスカウントは37%まで縮小したものの、来期はSVFのIPOラッシュも見込まれるため、NAVの拡大ペースが高まる見通しであり、依然として株価上昇余地は大きいと考えている。

★10:32  スズキ-大和が投資判断引き上げ インドは実需回復で出荷拡大当面続く公算
 スズキ<7269.T>が続落。大和証券では、インドは実需回復で出荷拡大当面続く公算と指摘。投資判断を「3(中立)」→「2(アウトパフォーム)」に引き上げ、目標株価は5500円から6000円に引き上げた。

 個別取材を踏まえ、業績予想/大和の見方を報告。営業利益は21/3期:2050億円(従来比+150億円、会社計画は1600億円)、22/3期:2600億円(同+100億円)を予想。原材料価格上昇等も踏まえ、増額幅は小幅だが需要改善が確認でき、従来比で業績回復の確度は高まっている感触であるという。インド需要改善と成長力に鑑み、再び積極スタンスを推奨。新中計の内容は想定線(インド注力、電動化技術強化など)、先行投資負担増加を見込んでも利益目標は保守的と考えている。

★10:36  日本通運-野村が目標株価引き上げ 航空貨物と国内物流需要の回復を享受
 日本通運<9062.T>が反落。野村証券では、航空貨物と国内物流需要の回復を享受と指摘。投資評価は「Buy」を継続、目標株価は9500円から11000円に引き上げた。

 国内外の航空貨物の物量の回復と単価上昇を踏まえ、営業利益予想を21.3期が前期比25%増益の740億円(従来は572億円)、22.3期は同9%増益の809億円(従来は700億円)と上方修正。Q4に関して会社計画は緊急事態宣言の再発令により物流需要が一時的に落ち込む可能性を考慮している一方、1月の月次データではそのような兆候は見えていないと指摘。22.3期は、21.3期に海外の航空フォワーディングで運賃が一時的に高騰し利益が増加した反動があるとみているが、国内売上の回復で全社ベースでの営業増益が可能と予想している。

★10:49  サンバイオ-続伸 通期最終損益を上方修正 保有投資有価証券を売却
 サンバイオ<4592.T>が続伸。同社は25日、21.1期通期の連結純損益予想を従来の55.4億円の赤字から33.6億円の赤字(前期は51.6億円の赤字)に引き上げると発表した。保有投資有価証券を売却したことなどから、前回予想を上回る見通し。


関連ニュース
日本株の最新ニュース
マーケットデータ
日経平均 37,068.35 -1011.35
TOPIX 2,626.32 -51.13
グロース250 638.74 -21.13
NYダウ 37,986.40 +211.02
ナスダック総合 15,282.01 -319.49
ドル/円 154.42 -0.22
プレミアム銘柄の最新情報
ページTOPへ