前場コメント No.5 エイベックス、カルナバイオ、伊藤忠、野村HD、フェローテック、富士フイルム

2021/03/01(月) 11:29
★9:38  エイベックス-反発 米AEGと合弁 Jポップ世界進出と伝わる
 エイベックス<7860.T>が反発。ウォールストリートジャーナルは2月28日、同社と米国のアンシュッツ・エンターテインメント・グループ(AEG)傘下でコンサートツアーやライブを運営するプロモーション会社AEGプレゼンツは、合弁事業体「AEGX」を設立したと報じた。

 記事によれば、双方のリソースや専門技能を活用し、アーティストの育成に加え、コンサートやライブ会場の確保、フェスティバル・世界ツアーの挙行などで連携するのが狙いとしている。

★9:39  カルナバイオ-反発 次世代型BTK阻害剤「AS-1763」 オランダでCTA承認
 カルナバイオサイエンス<4572.T>が反発。同社は1日8時45分、オランダ当局にCTA(臨床試験許認可申請)を提出していた次世代型BTK阻害剤「AS-1763」について、CTAが承認されたと発表した。今後は2021年上期中に、健康成人を対象とした第1相臨床試験を開始する予定としている。

★9:42  伊藤忠商事-反発 バフェット氏 保有額上位に伊藤忠株=日経
 伊藤忠商事<8001.T>が反発。米著名投資家ウォーレン・バフェット氏率いる米バークシャー・ハザウェイが27日、「株主への手紙」を公開し、同社が上場株の保有額上位15銘柄に日本企業として初めて入ったことが材料視されているようだ。

 1日付の日本経済新聞朝刊によれば、伊藤忠株の保有時価は約23億ドル(約2400億円)で、約5億ドルの含み益があるとしている。

★9:44  野村HD-シティが投資判断引き上げ 選択と集中完了
 野村ホールディングス<8604.T>が反発。シティグループ証券では、選択と集中が完了と指摘。投資判断は「売り」→「中立」に引き上げ、目標株価は450円から650円に変更した。

 業績予想見直しのポイントは、(1)コストコントロールの継続が続く(国内営業・ホールセール両部門)、(2)足元の良好な金融市場環境が続き、高水準の市場部門収益が継続などであるという。構造改革の実現に慎重だった見方を改め、構造改革の成果を織り込んだ格好であるとコメントしている。

★9:45  フェローテックHD-三菱UFJMSが目標株価引き上げ オフィスサービスの安定成長は始まったばかり
 フェローテックホールディングス<6890.T>が反発。三菱UFJモルガンスタンレー証券では、オフィスサービスの安定成長は始まったばかりと指摘。レーティングは「Buy」を継続、目標株価は1800円から3200円に引き上げた。

 21/3期4Q以降の営業利益予想をウエハ事業の非連結化、半導体マテリアル等の需要想定引き上げなどを踏まえ上方修正。ウエハ子会社が持分法適用子会社となることで営業外収支は悪化するも、営業利益の増加要因が上回ることなどから経常利益並び当期純利益の予想も上方修正している。株価はウエハ子会社非連結化を契機に水準訂正したものの、来期以降の利益成長を鑑みれば依然として上値余地があるとみている。

★9:46  富士フイルム-反発 アルツハイマー症状予測 AIで精度8割超=日経
 富士フイルムホールディングス<4901.T>が反発。2月28日付の日本経済新聞朝刊は、同社傘下の富士フイルムが軽度認知障害(MCI)からアルツハイマー病へと症状が進行する患者を最大85%の精度で予測する技術を開発したと報じた。

 記事によれば、MCI患者の脳の画像や遺伝子情報などを人工知能(AI)で解析し、2年後の症状を予測するという。2024年にも使い始めるとしており、病気の診断支援に使われるAIが症状の進行も予測することで、病気の予防にもつながりそうだとしている。


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