〔Market Flash〕引き続きクロス円が相対的優位の展開か~大和

2021/03/03(水) 13:10
【13:05】引き続きクロス円が相対的優位の展開か~大和  大和証券では、足元でドル円が戻り歩調をたどっているが、それ以上に、ドル以外の対円レートであるクロス円が上昇していると指摘している。2月末にかけてはクロス円の急ピッチな上昇に歯止めがかかっているが、短期的なポジション調整が主因で、トレンドが変化したとは考えにくいとコメント。しばらくはドル円よりもクロス円優位の展開が続くと予想している。ただし、リスクとして米長期金利の再度の急上昇を挙げており、市場の動揺が続くようであれば、リスク回避的なドル買いに勢いがつく展開も想定されるとしている。 【10:30】法人企業統計では製造業の回復が非製造業を上回る傾向が継続~SBI  SBI証券では、2020年10-12月期の法人企業統計を受けてリポートしている。同統計では、全産業(金融・保険を除く)の売上高、営業利益、経常利益が、いずれも2四半期連続で季節調整済み前期比で増加した。いずれの指標でも、7-9月期に続いて製造業の伸びが非製造業を上回った。ただし、改善ペースは7-9月期から鈍化し、設備投資は3四半期連続で低下した。SBIでは、2021年1-3月期は2度目の緊急事態宣言の影響で、一部の非製造業の活動が再度停滞する可能性が高いと考えている。また、2021年中に3度目の緊急事態宣言があっても不思議ではないとみており、経済活動のジグザグパターンは、振れ幅は縮小しても残ると考えている。 【9:40】半導体前工程装置の見通しを再上方修正~SMBC日興  SMBC日興証券では、半導体製造装置各社および主要顧客の投資動向などを踏まえて、WFE(半導体前工程装置)の前提を見直している。各社の3Q決算およびサプライチェーンチェックを踏まえ、市場環境の見通しの明るさは継続していると認識。基本戦略を順張りロング、押し目買い継続としている。業種格付け「強気」の見方の中、セクター内の選好順位は東京エレクトロン<8035.T>>東京精密<7729.T>>ディスコ<6146.T>>SCREEN<7735.T>>アドバンテスト<6857.T>としている。 【8:45】寄り前気配は関西ペ、協和キリン、横河電、スタンレ電が高い気配値  主力株の寄り前気配では、関西ペ<4613>+11.11%、協和キリン<4151>+8.38%、横河電<6841>+7.13%、スタンレ電<6923>+7.09%、アズビル<6845>+7.00%、住友鉱<5713>+6.49%、住友不<8830>+6.44%、シマノ<7309>+6.30%、三菱倉<9301>+5.85%、リンナイ<5947>+5.56%などが高い気配値。  一方、イズミ<8273>-17.81%、協エクシオ<1951>-3.78%、山九<9065>-3.09%、富士通<6702>-3.01%、三浦工<6005>-2.65%、日医工<4541>-2.44%、東芝テック<6588>-2.20%、阿波銀<8388>-2.16%、大林組<1802>-1.92%、ABCマート<2670>-1.83%などが安い気配値となっている。
関連ニュース
日本株の最新ニュース
マーケットデータ
日経平均 37,552.16 +113.55
TOPIX 2,666.23 +3.77
グロース250 650.64 -0.61
NYダウ 38,503.69 +263.71
ナスダック総合 15,696.64 +245.34
ドル/円 154.85 +0.01
プレミアム銘柄の最新情報
ページTOPへ