前場コメント No.3 日ヒューム、新家工、TSテック、国際帝石、テクノスマート、エスティック

2021/03/05(金) 11:35
★9:13  日本ヒューム-続落 通期最終益予想を上方修正 営業益予想は下方修正
 日本ヒューム<5262.T>が続落。同社は4日、21.3期通期の連結純利益予想を従来の18.0億円から19.5億円(前期比7.4%減)に、期末配当予想を19円から25円(前期末は19円)に引き上げると発表した。

 持分法投資利益により従来予想を上回る見通し。配当予想については、業績や財務状況を勘案し普通配当を1円増額する。また、創立95周年を迎えるにあたり記念配当5円を実施することで、6円の増額となる予定。

 一方、21.3期通期の連結営業利益予想は従来の17.0億円から15.0億円(前期比17.1%減)に引き下げた。基礎事業において、コロナ禍で民間投資が低迷したことが響いた。

★9:14  新家工業-急騰 通期営業益を上方修正 自動車関連など堅調
 新家工業<7305.T>が急騰。同社は4日、21.3期通期の連結営業利益予想を従来の1.5億円から4.5億円(前期比64.7%減)に引き上げると発表した。

 自動車関連や物流倉庫などの物件などの一部の分野では比較的堅調に推移していることから、前回予想を上回る見通し。

 また、未定としていた21.3期の期末配当予想を45円(前期は65円)にすると発表した。年間配当は65円(前期は65円)となる。

★9:14  TSテック-三菱UFJMSが投資判断引き上げ ホンダの生産モメンタム向上・シェア上昇を評価不足
 テイ・エス テック<7313.T>が続伸。三菱UFJモルガンスタンレー証券では、ホンダの生産モメンタム向上・シェア上昇を評価不足と指摘。レーティングは「Neutral」→「Overweight」に引き上げ、目標株価は3600円から4000円に引き上げた。

 22/3期以降の業績予想の上方修正。21/3期は半導体不足の影響もあり営業利益を会社計画と同水準に引き下げるも、22/3期にはホンダの生産回復に加え、シェア上昇なども寄与し事業利益ベースで過去最高水準を予想。ホンダの新車サイクルを考慮すると、来期、再来期に掛け車両生産のモメンタムが強まる可能性が高いと考えている。主力車種への売上ウェイトが高いためトヨタ自動車と比べボラタイルな面はあるとしながらも、今後の新車投入はSUVやミニバンが多い点は安心材料であるとコメントしている。

★9:23  国際石油開発帝石-大幅高 NY原油4%高を好感 OPECプラス減産継続
 国際石油開発帝石<1605.T>が大幅高。4日のWTI先物価格が前日比2.55ドル(4.2%)高の1バレル63.83ドルとなったことが材料。

 「OPECプラス」は4日の会合で、3月の生産水準を4月も継続することで合意したことから、減産維持が好感された。原油高を受けて、同社にも買いが集まっている。石油資源開発<1662.T>も高い。

★9:32  テクノスマート-大幅高 エフィッシモが大株主に浮上 保有割合は6.09%
 テクノスマート<6246.T>が大幅高。同社株について、旧村上ファンド系とされるエフィッシモキャピタルマネージメントが大株主に浮上した。3月4日受付分の大量保有報告書(5%ルール)で判明した。保有割合は6.09%。

★9:32  エスティック-急騰 通期営業益予想を上方修正 配当予想も増額
 エスティック<6161.T>が急騰。同社は4日、21.3期通期の連結営業利益予想を従来の7.7億円から10.1億円(前期比43.1%減)に、期末配当予想を42円から57円(前期末は97円)に引き上げると発表した。米国、中国市場の売り上げが想定を上回るなど、徐々に回復の兆しが見え始めているなか、足元の実績などを踏まえて見通しを引き上げた。


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