前場コメント No.4 協和キリン、オンワード、セプテーニ、国際帝石、ラクーン。丸順

2021/03/08(月) 11:33
★9:18  協和キリン-野村が目標株価引き上げ 業績予想アップデート-KHK4083に期待
 協和キリン<4151.T>が反発。野村証券では、業績予想アップデート-KHK4083に期待。投資評価は「Buy」を継続、目標株価は4300円から4900円に引き上げた。

 22.12期以降の売上高を上方修正。GlaxoSmithKline社が20年8月に発売した再発・難治性多発性骨髄腫治療薬Blenrepのロイヤルティー収入を追加。Blenrepは当社のPotelligent技術を使用しているという。会社は開示していないものの、Blenrep売上高に対し約3%のロイヤルティー率と推定。23.12期以降は、自動注入デバイス発売による特許満了後のG-lastaの売上高継続と、ME-401の他薬剤との併用療法の可能性を考慮し、売上高予想を引上げている。

★9:19  オンワードHD-大幅高 ジルサンダーを伊OTBに売却 譲渡額は非開示
 オンワードホールディングス<8016.T>が大幅高。同社は5日、連結子会社であるオンワードイタリアが保有するジルサンダーの株式のすべてを譲渡すると発表した。

 譲渡先はOTB(イタリア)で譲渡価額は非開示。22.2期通期の連結業績に与える影響は精査中で、見通しが明らかになり速やかに開示するとしている。

★9:24  セプテーニHD-三菱UFJMSが目標株価引き上げ 好調持続
 セプテーニ・ホールディングス<4293.T>が反発。三菱UFJモルガンスタンレー証券では、好調持続に注目。レーティングは「Overweight」を継続、目標株価は490円から570円に引き上げた。

 21/9期の営業利益予想が会社予想(Non-GAAP営業利益)を上回るとの見方を継続。20/10-12期はデジタルマーケティング事業の収益が前四半期比で増加した点はポジティブと指摘。前四半期は、デジタルコンテンツ会社からの広告出稿増が主因でポジティブ・サプライズであったため、前四半期比では減少と予想していたという。メディアプラットフォーム事業のNon-GAAP営業損失が前四半期比、前年同期比共に拡大した点には注視が必要としながらも、中期経営方針は「各事業の成長による増収、赤字幅の縮小により、3年後の黒字化を目指す」ことに注目している。

★9:24  国際石油開発帝石など-石油関連が高い サウジ石油施設にミサイル攻撃 NY原油先物67ドル台
 国際石油開発帝石<1605.T>、石油資源開発<1662.T>、ENEOSホールディングス<5020.T>など原油関連が高い。原油先物価格の上昇が材料視されている。

 サウジアラビアは7日、国内の石油施設がミサイルやドローンの攻撃を受けたと声明。原油生産に影響はないとしているものの、NY原油先物は時間外で急騰。足元で67ドル台後半まで上昇している。

 このことから、原油価格の上昇に伴う収益改善を期待した買いが集まっている。

★9:33  ラクーンHD-大幅高 東京スター銀行と業務提携
 ラクーンホールディングス<3031.T>が大幅高。同社は5日、子会社のラクーンフィナンシャルが、東京スター銀行と顧客紹介において業務提携したと発表した。

 取引先の支払い遅延や倒産による売掛金の未回収を解決する「T&G売掛保証」と、業界初オンライン完結型の売掛保証「URIHO(ウリホ)」の2つのフィンテックサービスを東京スター銀行の顧客に提供するとしている。

★9:34  丸順-ストップ高 3月12日付で東証2部に重複上場
 丸順<3422.NG>がストップ高。同社は5日、3月12日付けで東京証券取引所の市場第2部へ新規上場する予定と発表した。同日以降は、東証2部および名証に2市場での売買が可能になるとしている。


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