〔Market Flash〕投資テーマの裾野が広がる電子部品~三菱UFJMS

2021/03/17(水) 13:58
【13:55】投資テーマの裾野が広がる電子部品~三菱UFJMS  三菱UFJモルガン・スタンレー証券では電子部品に関して、代表的なテーマとしてはxEV(電動車)普及期待や5G通信インフラの整備などが挙げられるが、今後については、xEVから「環境保全」、5Gから「DX(デジタルトランスフォーメーション)」へと投資テーマの裾野が拡大すると考えている。 電子部品企業の受注動向は、20年10-12月期において全般に好調だったが、スマホ・車載向け受注の過熱感解消による反動減が懸念される。この点について三菱UFJMSでは、各社の受注は21年1-3月期に短期的にはピークアウトするものの、部品市況や受注残高などから、汎用性が高い部品では高稼働率を維持できると見込んでいる。 【13:25】3月NY連銀製造業景気指数は18年11月以来の高水準~野村  野村証券では、ニューヨーク連銀が発表した3月の製造業景気指数を受けてリポートしている。3月は前月比5.3ポイント上昇の17.4と、野村予想(13)を上回り、18年11月以来の高水準を記録した。供給面でのボトルネックが続いているにもかかわらず、ワクチン接種の普及と需要の強さが製造業の景況感改善に寄与しているようであり、それが全体の景気指数上昇に反映された形と野村ではコメント。企業活動全般、新規受注、出荷、在庫、雇用、平均労働時間に関する製造業の期待感は3月にいずれも改善しており、製造業の先行きに対する見方は引き続き楽観的であった。設備投資計画指数はなお高水準にあり、今後数カ月は機械設備投資の回復が続くと野村では考えている。 【10:25】米国株に「3カ月遅れ」の物色動向~SMBC日興  SMBC日興証券ではストラテジーリポートの中で、日本企業の業績や物色が米国企業の3カ月遅れで推移していると指摘している。日本企業のEPSは米国企業に3カ月遅れで底打ちし、業績改善の裏付けを得られるのが遅れている分、物色も3カ月遅れで米国株をトレースしている側面が強いとコメント。今後については、2020年12月の米国株でリバーサルが一服したことが日本株でもそろそろ再現され始め、今年に入ってから米国株で再び強まったリバーサルが、4月下旬から始まる本決算前後から巻き起こる可能性があると考えている。同観点から、マクロ環境の回復が続く限りは、業績改善の確度が高いシクリカル銘柄のロングアイディアは依然有効と判断している。 【9:55】ドル円反発の背後で進む3つの重要な相関変化~野村  野村証券では、年明け以降のドル円反発の背後で生じている3つの相関関係の変化に注目している。(1)米国経済指標と米国金利の関係、(2)米国株価とドル相場の関係、(3)米日名目金利差とドル円相場の関係―に変化が見られると指摘。これらの相関変化は新型コロナの不透明感後退に加えて、米国でのリフレ的政策の一定の成功を受けたFRBの長期金利上昇静観や追加緩和期待の後退、さらには流動性相場の終えんを見据えた動きといった、経済および金融市場の局面変化を反映していると野村では考えている。 【8:45】寄り前気配はアルフレッサ、荏原、ケーズHD、スギHDが高い気配値  主力株の寄り前気配では、アルフレッサ<2784>+11.06%、荏原<6361>+7.55%、ケーズHD<8282>+5.00%、スギHD<7649>+4.90%、住友不<8830>+4.29%、ミスミG<9962>+4.24%、川崎船<9107>+4.18%、シマノ<7309>+3.98%、アズビル<6845>+3.67%、オンワードH<8016>+3.62%などが高い気配値。  一方、日梱包<9072>-7.87%、邦ガス<9533>-7.55%、セイノーHD<9076>-6.60%、日製鋼<5631>-6.12%、ツルハHD<3391>-5.49%、ニッパツ<5991>-5.46%、リンテック<7966>-5.28%、リンナイ<5947>-5.17%、山九<9065>-5.04%、西鉄<9031>-5.04%などが安い気配値となっている。
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