前場コメント No.3 MacbeeP、イトーヨーギョ、放電精密、スギHD、吉野家HD、ルネサス

2021/04/07(水) 11:38
★9:05  Macbee-反落 「FUNDINNO」提供する日本クラウドキャピタルと資本業務提携
 Macbee Planet<7095.T>が反落。同社は6日に、クラウドファンディングサービス「FUNDINNO」を提供する日本クラウドキャピタルと資本業務提携すると発表した。

 業務提携により、同社の「I-Robee」を「FUNDINNO」を利用する株式発行会社に提供し、IR担当者の負荷を軽減させるとともに、「FUNDOOR」との連携も視野に入れ、株式発行会社に対するサポートの幅を広げることでベンチャー企業の成長支援を行いたいとしている。しかし、株価へのポジティブな影響は限定的だ。

★9:05  イトーヨーギョー-買い気配 災害時の主要ルートの緊急輸送道 5割を無電柱化 国交省=日経
 イトーヨーギョー<5287.T>が買い気配。7日付の日本経済新聞朝刊は、国土交通省が6日、道路から電柱を集中的に減らすため、2025年度まで5年間の計画案を示したと報じた。

 記事によれば、災害時の避難・救助や物資供給の主要ルートとなる緊急輸送道路を対象に、電線の地中埋設など無電柱化の工事の着手率を38%から52%に高める目標を盛り込んだとしている。

 報道を受け、無電柱化関連事業を手がける同社に買いが入っている。

★9:05  放電精密加工研究所-買い気配 今期営業黒字転換見込む 前期は5.6億円の赤字
 放電精密加工研究所<6469.T>が買い気配。同社は6日、22.2期通期の連結営業損益予想を3.5億円の黒字(前期は5.6億円の赤字)だと発表した。

 放電加工・表面処理の航空機エンジン部品の生産が徐々に回復する見込みであること、機械装置などの機械販売で前期に納入予定であったデジタルサーボプレスZENFormerの販売や投資を延期された引き合いが戻ってきたことなどから、営業黒字転換を見込む。

 21.2期通期の連結営業損益は5.6億円の赤字(前の期は1.9億円の赤字)だった。新型コロナの影響による受注減少が響いた。

★9:06  スギHD-大幅に3日続落 今期営業益1%増見込むもコンセンサス並み
 スギホールディングス<7649.T>が大幅に3日続落。同社は6日22.2期通期の連結営業利益予想は340億円(前期比0.9%増)、年間配当予想は80円(前期は80円)に上方修正すると発表した。市場コンセンサスは342億円。

 業界内の競争激化や、薬価改定が実施されるなか、新しい生活様式に対応した店舗づくりや、コロナ禍で大きく伸長したデジタルを活用したサービスなどに一層取り組む。

 21.2期通期の連結営業利益は337億円(前の期比13.2%増)だった。新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う影響から化粧品やインバウンド需要が低迷した。一方、感染予防商品や食料品などの需要増加が寄与した。

 なお、今期は小幅に増益を見込むものの、コンセンサス並みであったこともあり、失望売りが優勢となっている。

★9:06  吉野家HD-もみ合い 21.2期最終損益予想を上方修正 赤字幅が縮小
 吉野家ホールディングス<9861.T>がもみ合い。同社は6日、21.2期通期の連結純損益予想を従来の90.0億円の赤字から75.0億円の赤字(前の期は7.1億円の黒字)に上方修正すると発表した。
 
 閉鎖店舗の撤去費用などを減損損失として計上する一方、雇用調整除籍金などを営業外収益に計上する見込みとなった。仕入れコストの低減や各セグメントでの原価ロスなど、コストコントロールに取り組んだことも寄与する。

★9:07  ルネサス-3日ぶり反発 愛媛で代替生産 海外メーカー委託も調整=日経
 ルネサスエレクトロニクス<6723.T>が3日ぶり反発。7日付の日本経済新聞朝刊は、同社が茨城県の工場火災で生産できなくなった半導体製品の一部を、愛媛県の工場で生産する方針を固めたと報じた。

 記事によれば、出荷が火災前まで戻るまでに時間がかかることから代替生産の準備を進めてきたという。愛媛工場だけでは補いきないことから、国内の別拠点や海外メーカーへの生産委託などさらに代替生産を広げる方向で調整を続けるとしている。


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