前場コメント No.7 イオンディライ、サカタのタネ、チヨダ、ウェルスナビ、ジュンテント、ルネサス、ワークマン、Sansan

2021/04/12(月) 11:40
★10:48  イオンディライト-大幅高 今期営業益8%増見込む 前期は5%減
 イオンディライト<9787.T>が大幅高。同社は9日、22.2期通期の連結営業利益予想を165.0億円(前期比8.3%増)だと発表した。DXや人材への積極的な投資により収益拡大に向けた基盤を強化するとしている。

 21.2期通期の連結営業利益は152.3億円(前の期比4.8%減)だった。新型コロナウイルス感染拡大防止のための施設の一部閉鎖や臨時休業、イベントや外出の自粛要請などが影響した。

 また、21.2期の期末配当予想を35円から47円(前の期は33円)に修正すると発表した。年間配当は82円(前の期は65円)となる。

★11:01  サカタのタネ-大幅安 今期営業益を上方修正も市場コンセンサス下回る
 サカタのタネ<1377.T>大幅安。同社は9日、21.5期通期の連結営業利益予想を従来の72.0億円から82.0億円(前期比9.6%増)に引き上げると発表した。市場コンセンサスは90.0億円。

 主力の野菜種子の販売が好調に推移したことが寄与した。

 21.5期3Q累計(6-2月)の連結営業利益は78.6億円(前年同期比38.0%増)だった。株価は上方修正後の通期会社計画が市場コンセンサスを下回ったことから、売りが優勢となっている。

★11:02  チヨダ-大幅反落 前期最終赤字50億円 今期業績予想は未定
 チヨダ<8185.T>が大幅反落。同社は9日、21,2期通期の連結純損益は50.0億円の赤字(前期は16.4億円の赤字)だったと発表した。
 
 靴および衣料品事業について、外出自粛による来店客数の減少、出店商業施設の臨時休業に伴う店舗休業や営業時間短縮などが大きく響いた。

 22.2期通期の連結業績予想については、現時点では適正かつ合理的な算定が困難であることから非開示とした。年間配当予想については30円(前期は37円)にするとしている。

★11:02  ウェルスナビ-3日ぶり大幅反落 貸借銘柄に選定 12日売買分から実施
 ウェルスナビ<7342.T>が3日ぶり大幅反落。同社は9日、新たに貸借銘柄に選定されたと発表した。12日売買分から実施される。

★11:13  ジュンテンドー-大幅反落 今期営業益59%減見込む 前期は7.8倍
 ジュンテンドー<9835.T>が大幅反落。同社は9日、22.2期通期の営業利益予想は9.3億円(前期比59.2%減)、年間配当予想は15円(前期は15円)と発表した。

 巣ごもり特需の減少を見込むことや、ホームセンター事業における1店舗新設、2閉店、3店舗の全面改装を計画している。

 21.2期通期の営業利益は22.8億円(前の期比7.8倍)だった。感染症予防対策として衛生用品の需要が増加した。巣ごもり特需によりガーデニング・DIY用品などが伸びたことも寄与した。

★11:13  ルネサス-続伸 那珂工場(茨城県ひたちなか市)N3棟クリーンルームの運転を再開
 ルネサスエレクトロニクス<6723.T>が続伸。同社は12日10時30分、那珂工場(茨城県ひたちなか市)N3棟の一部工程において、発生した火災について、9日午後9時頃、クリーンルームの運転を再開したと発表した。

 クリーンルーム内部の床、床下、壁および天井上下の清掃に加え、天井に配置したエアフィルタの交換により、クリーンルーム全体の除染が完了した。生産再開のタイミングは、当初目標どおり、火災発生から1カ月以内をめざすとしている。

★11:18  ワークマン-底堅い 700店でAI発注 「成長の副作用」在庫を抑制=日経
 ワークマン<7564.T>が底堅い。日本経済新聞電子版は12日11時、同社がAIを使った商品の発注システムを導入すると報じた。
 
 カジュアル衣料で新たな顧客の開拓に成功したが、商品の種類が増え、在庫も増えるという副作用も出てきたためだという。需要予測と在庫管理に磨きをかけ、業績拡大と効率アップを目指すようだ。

 AIを導入していない同地区の他の店と比べたところ、無駄な在庫を増やさずに、欠品率は約4%改善して3月の売上高が7%増えたもよう。約900ある店のうちAIの新システムは数店で試験運用しているが、効果が見込めるため2022年末までに700店に広げるとしている。

★11:26  Sansan-大幅安 クラウド名刺管理サービス「Sansan」が三菱UFJ銀行で採用 株価は利益確定売り優勢
 Sansan<4443.T>が大幅安。同社は12日、法人向けクラウド名刺管理サービス「Sansan」が、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>傘下の三菱UFJ銀行の一部営業部門に採用されたと発表した。

 サービスの提供を通じ、業務の生産性向上を実現することで、三菱UFJ銀行が推進する「スマートワーク@MUFG」実現に向けた取り組みを後押しするとしている。

 なお、株価は8日、9日とTOPIX調整係数解除に伴うパッシブファンドの買い需要を見込んだ先回り買いにより急騰しており、その反動からきょうは利益確定売りが優勢となっている。


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